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自宅では加湿器よりもマスク

◆最適な湿度は?

みなさんの部屋の湿度は何%ですか?

県によって平均湿度は62~78%と16%も違います。
都市部では湿度が低く、日本海沿岸と東北地方で湿度が高い傾向にあります。(資料源 気象庁「気象統計情報(2012年)」)

また、木像住宅か鉄筋コンクリートかによっても異なるでしょう。

湿度が高いと、ダニやカビが繁殖します。
ダニは、布団、畳、じゅうたんに住んでおり、アトピー性皮膚炎や喘息、
アレルギー性鼻炎の原因となります。

ダニは湿度50%以下ならじっとしていますが、
55%を超えると徐々に動き始め、60%を超えると活発に活動します。
カビも60%を超えると壁や畳で増殖し始めます。

ダニやカビの繁殖を防ぐには、湿度は50%以下が望ましいでしょう。

一方、かぜウイルスに負けない、鼻やのどの粘膜を保つには、
湿度は60%以上がよいと言われています。

住宅には、湿度は低い方がいい。(50%以下)
鼻やのどの粘膜には、湿度は高い方がいい。(60%以上)

このジレンマはどうすればいいのでしょうか。

答えは簡単、「マスクをすれば良い」です。

自宅での湿度が50%を切る場合、住宅環境としてはバッチリです。
あとはマスクをすれば、鼻とのどの粘膜の湿度は29%アップしますので、
粘膜を守ることができます。

こんな時、加湿器を発動させると、粘膜が喜ぶと同時に、ダニとカビも喜びます。
住宅にも粘膜にもやさしいのがマスクなのです。

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