エアコンは美肌の大敵

◆暖房は「肌荒風はだあらしかぜ」

化粧品メーカー大手のPOLAが毎年主催している「美肌県グランプリ」なるものがあります。
ホームページによると、肌のうるおいを奪う2つの「肌荒風はだあらしかぜ」が挙げられています。

1つは高い山脈を越えてくる乾燥した北風のことで、その影響を受ける県に茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県が挙げられています。

もう一つの「肌荒風はだあらしかぜ」は、狭い平野を通りぬける突風型の強風のことで、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、広島県、山口県、徳島県、福岡県、佐賀県、大分県がその影響を受けると述べられています。　　　
（参考：https://www.pola.co.jp/special/bihadaken/2014/topics.html）

この記事を読んでいる方は、県名を見て一喜一憂されていると思いますが、すべての県、すべての家庭で吹き荒れている「肌荒風はだあらしかぜ」があります。

エアコン、ファンヒーターの風も、立派な「肌荒風はだあらしかぜ」と言えるのではないでしょうか。

室内に洗濯物を干していると半日で乾きます。エアコンの風を直接当てると、2～3時間で乾いてしまいます。
いかに強烈な「肌荒風はだあらしかぜ」であるかが分かります。

屋外よりも室内で過ごす時間が圧倒的に長い冬。
暖房が直接顔に当たらないよう、風向きを工夫して、お肌の潤いを守りましょう。