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〔執筆奮闘記7〕良い本の条件

◆企画が大切

「企画しだいで本は売れる」:杉山隆 著『初めて本を創る人へ』

杉山氏曰く。
本を出す上で一番大切なことは?
最先端の情報? 
名文美文?

「一番大切なことは企画である」と杉山氏は述べています。

普通の主婦でも、企画が良ければ売れる本が書けるとのことです。
例、「1食100円でできる豪華料理」
  「1ヶ月に5万円貯める節約の奥の手」

専門的な「技術」と「情報」を一般の人に分かりやすく提供すれば、
極めて本になりやすい。
特に、プチ断食、ウオーキングダイエット、食事法、病気予防、
リラクゼーション、などの「健康もの」はヒットの宝庫だそうです。
医者は、本作りに関して、大変有利な立場にあることが分かりました。

◆良い企画とは

良い企画の条件は、
「役に立つ」
「新しい切り口」

ではないでしょうか。

私の友人のS医師の研究、「ビタミンD欠乏と有病率」は、
目のつけどころがすごいと感心しました。
私もそんな発見がしたいのですが、そう簡単にはいきません。

HSP(Highly Sensitive Person)は、
今日では一般人にも知られていますが、
その火付け役となったのが、
『ひといちばい敏感な子』(明橋大二著)です。

アメリカの心理学者、アーロン博士の著書を読んで、
これは日本の悩める人に紹介しなければならない、と筆を執ったそうです。
いや~、一生に一度は、こんな仕事をしたいものです。

◆新しい切り口

切り口を変えれば、今持っている知識で勝負できるのではと思います。
過去の出版物から、面白そうなタイトルの本を探してみました。

「男性のガン食事対策」
「患者に言えないホントの話」
「死ぬまでになすべきこと」
「正常な老いと異常な老い」
「あなたにもできる老親を痴呆から守る25の鉄則」
「薬になる食べ物百科」
「医者からもらうクスリの裏舞台」
「歯科医に虫歯は治せるか」
「病に医者いらず かしこい患者になるために」
「パソコン・手首トンネル症候群」

切り口を変え、企画性をもたせれば、ぐっと興味が湧いてきます。
斬新な切り口、奇想天外な企画を見つけたいです。

だからと言って、「スプーン一杯でやせる」というような、
うさん臭い、医者の魂を売るようなものは書きたくないですよね。

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