見出し画像

時空を超えて届いたチョコレート

「ありがとう。ありがとう。わたしうれしくて、泣いているの。。。」と、クリスマスの日にかかってきた電話の声。それは、こちらが贈ったチョコレートの御礼の電話で声の主は、年に一回行われる母方の祖母の本家のコンサートで知り合ったすてきなご婦人。ただ、こちらも毎年行くことはできないので数年に1~2回ぐらいしかお会いできない方ではあるものの、こどもたちを何かしら気に掛けて下さりお菓子も送ってくださったことがある方。なので、今年はこちらがなにかお送りしようと・・・思いつつも贈りたいものがなかなか決められず。。。クリスマスに届けたい!と、どうしても、クリスマスの日に届いてほしかったので、25日に届けられたことがうれしくて「いえいえ、こちらこそ。あの時はこどもたちにありがとうございました!」と、御礼を伝えた後、しばらくしておっしゃったことが「あのね、、、こんなこと言うとなんだけども、、実はね、きょうは夫が亡くなった日なの。もう、亡くなって27年経つのだけど、、わたし結婚したけれど、いっしょにいれたのはすこしで、夫が亡くなってからずっとひとりでね・・・お仏壇にあげてからいただくわね」とおっしゃってこちらも涙が。。。そして「そうだったのですね。。。それではご主人とあとでいっしょに召し上がってくださいね」とお伝えしながらお互いに「またお会いしましょうね。お元気で」と電話を切ったあと、よかった。。よかった。。。25日に届けることができてよかった。。。とおもったクリスマスの出来事でした。

贈ったチョコレートは・・・

12月の大雪の日。伯母がこどもたちに贈ったあとこの世を旅立ったカファレルのチョコレート。今年はもう伯母からは、届かないのでこちらで用意をするときにその方に贈りたいと思ってお送りしたもので、なんだかその方のご主人がこちらを通してプレゼントをされたようにも思えたり、それに伯母もいないしその方と出会ったきっかけは、いま生きていると・・・今年で151歳になる母方の祖母の本家である人物の行事ごとでその方と出会うことになり151年前というと・・・明治元年(1868年)でいまは令和元年で・・・この出来事からおもったことは、目にはみえないけれどもひとはこの世からいなくなったとしてもなにかを通して伝えることができるのかもしれないな~とクリスマスに贈ったチョコレートを通しておしえてもらったこと。











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?