公開レッスン|カモミールでも応用OK!小花を添えるアレンジメント【フラワーデザイナー 柳澤麻衣】
hanaikeで今ご紹介中のオーガニックフラワー。
そろそろカモミールの花束が、皆さまのお手元に届く頃・・・
カモミールは1種類だけで飾ってもかわいいですが、他の花材と組み合わせても素敵!
今回は、絵画のようなフラワーフォトがInstagramで人気を集めるフラワーデザイナー柳澤麻衣さんに教わった、こんもりと仕上げる、ボックスアレンジをご紹介します。
レッスンで使っている花材は、カモミールの親戚のような「マトリカリア」。
とにかくこのアレンジをやってみたい!という方は、マトリカリアの方が入手しやすいはずなのでそちらでどうぞ。
少しなじみのない道具も登場しますが、応用編の飾り方と思ってご覧ください。
使用花材
ダリア、ピットスポルム
マトリカリア または カモミール
使用道具
アルミのボックス、ボウル、チキンワイヤー、
テープ(花用防水テープもしくは布製ガムテープ)、花バサミ
制作のポイント
◆細かいお花のマトリカリア(カモミール)はまとめて入れましょう。
◆マトリカリアとピットスポルムは高低差をつけることで動きと軽やかさを出しましょう。
◆茎の下の部分(水につかる部分)の葉は必ず取り除きましょう。
手順
チキンワイヤーを器よりもひとまわり大きくカットしておきます。
対角線ごとに、四隅を折り込み、器の中に入れます。
4ヶ所程度、花用の防水テープを使って花器に固定します。
布ガムテープを細く裂いたものでも代用できます。
器をセットしたら、ボウルに水を注ぎます。
ダリアからいけ始めます。
ピットスポルムを切り分けて、ダリアの周りに添えていきます。
マトリカリア(カモミール)は花同士をいくつか束にしていれて、存在感を出します。
ピットスポルムやマトリカリアは、ところどころ長さを変えて動きを出します。
はじめに登場した「チキンワイヤー」は、目の大きさ、カラーなどバリエーション豊富。
今回はネットを丸めて使うので、あまり目が細かいものだと茎が通らなくなってしまいます。ある程度粗目のものを選びましょう。
花専用のものでなくても大丈夫で、チキンネットという名前でも並んでいます。ホームセンターや通販で簡単に手に入り、繰り返し使えるので興味があったら一度お試しくださいね。
creator
柳澤 麻衣 @toile_blanche
フラワーデザイナー
フラワーフォトスタイリスト
「Toile blanche」主宰
works
フラワーアレンジメントを学ぶために、約1年半イギリスに留学。
帰国後、フラワースクール運営、アレンジメント制作販売、装花等事業などを手がける「トワールブランシェ」を主宰。
現在はフラワーデザイナーとしての仕事と共に、花を中心としたスティルライフを写し続け、花・プロダクツスタイリング写真の撮影や、企業等のスタイリング講座、ワークショップの講師も行っている。
media
雑誌「花時間」(KADOKAWA) ほか
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