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Topics|花を水に浮かべて。SNSで話題の「花手水」とは?

春なら川沿いの桜、今からの季節は蓮や睡蓮池など・・・
水に浮かぶ花たちの姿は、涼しげで癒される光景ですよね。

家の中でも、ボウルやお盆に花首を浮かべる フローティングフラワーを楽しめますし、植物園などの温室でも、演出の一環で見られたりします。

今回のヘッダーには、私が最近印象に残っている、なばなの里・ベゴニアガーデンの大温室の写真を使いました。

さて、ここからが本題です。お寺や神社の手水に、花を浮かべた 花手水(はなちょうず)をご存知ですか?

手水は、言わずと知れた神社や寺で、参拝の前に手を清める水のこと。

季節感のある花々の彩りが、訪れた人たちの心を和ませてくれる、美しい風景です。ニュースでも取り上げられていた寺社を、いくつかご紹介します。

阿智神社(岡山県倉敷市)

コロナ禍の影響で、使えない手水を彩るための工夫として始めたところ、参拝客に人気を博し、当面続けられるそうです。


柳谷観音 楊谷寺(京都府長岡京市)

楊谷寺ではコロナに関係なく、2017年から行われています。
旬の花を飾っているようなので、アジサイの季節が終わったあとの飾りつけも楽しみですね。

福徳神社/芽吹稲荷(東京都・日本橋)

フラワーショップの運営他、フラワービジネスを展開する第一園芸株式会社は、季節の節目にあわせて、手水に花を奉納されているそうです。

花手水がみられる寺社仏閣は、数は多くないようですが、色々な地域にあります。

ちなみに、神道で水を使わずに、植物などを使って手を清めることも「花手水」と言うそうです。使うものによって「芝手水」「草手水」「雪手水」などと呼ばれるのだとか。

最後に、花手水が楽しめるスポットの魅力を、美しい写真とともに紹介しているページをご紹介します。

混雑しそうな土日や時間帯を避け、あえて雨の日や早朝に、お参りするのも良いかもしれませんね。行かれた方は、良かったら感想やおすすめのスポットを教えてください!



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