見出し画像

hanaike図鑑 #2 バジル

食べられる花からイメージを膨らませて、今回は バジル にフォーカスを当ててみます。
園芸に詳しい方にはおなじみの内容かもしれませんが、個人的になるほど・・・と新鮮に感じたことを中心にご紹介していきます。

まずは基礎知識をどうぞ。

グリーンの柔らかい葉、イタリア料理によく馴染むハーブ。

画像2

バジルは4月から11月にかけて収穫できるハーブです。
ちょうど今頃、6月下旬から9月にかけては花が咲く時期。
花が咲くと、花のほうに栄養を取られてしまうので、柔らかい葉をたくさん収穫したい場合は、花をしっかり咲かせずに途中で摘んでしまうのが良いようです。

私はふだん、観葉植物を中心に育てているので、あまりこの発想が無かったのですが、バジルは寒さに弱い一年草。
冬を越えられないので、生長する時期にとにかく葉を収穫できるように育てるか、
摘花せずに実から種をとり、次の年に繫げるのが良さそうです。

バジルの活用方法いろいろ

オーガニックフラワーをお願いしていた Love the Farmさんでは、バジルの花も、ひとつの花材としてお届けされています。

グリーン以外にも紫の葉があったり、花の色も白・紫があったりと、ナチュラルな雰囲気の小花として使えそうですよね。

画像1

こちらはレモンバジルの葉と花。
花は少し成長して間延びしています。

ちなみに、バジルの花は食べられます。
イメージ的には、和食のあしらいに登場する穂紫蘇。

そして、イタリア料理のイメージが強いバジルですが、タイ料理にも使われます。
バジルとひき肉を炒めて、ご飯にのせるガパオライスが代表的!
ただし、使われるバジルの種類が違います。

代表的なバジルの種類はこちら。

スイートバジル
ホーリーバジル
レモンバジル
タイバジル
ダークオパールバジル
ブッシュバジル
レタスバジル
シナモンバジル

ガパオに使われるのは、タイバジルかと思いきや「ホーリーバジル」だそう。香りが強いので、しっかり目の味付けにも負けないのかもしれません。

手に入れるなら、野菜コーナー?ホームセンター?

先日の連載でご紹介した、ルーシー恩田さんのレシピ「ガーリック&ハーブバター」に合わせるハーブにも、バジルが登場しました。

作りやすい分量で、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

何だか料理のお話中心になってしまいましたが、こちらのサイトで、さらに詳しく、分かりやすくバジルのことが紹介されています。

食材としてのフレッシュバジルは、スーパーの野菜コーナーでも手に入りますが、少しの量で意外と良いお値段がしますよね。
水分に弱いので、使い切らずに残しておくと、葉がちぢれたり黒っぽくなってしまうのも悩みどころ。

近くに園芸ショップやホームセンターがあったら、苗はまだ手に入るかもしれません。
食べて、飾って、育てて楽しむハーブも良いものですよ!


いつもサポートありがとうございます。 いただいたサポートは、花代や、取材時の交通費として使わせていただきます。