ツリバナに釣られて
いつか気づいたこの実、どんな花だろうと春先に注意していましたら、小ぶりな可愛い花でした。
結実して、夏に美しい緑色になり、秋には赤く熟して割れます。その変化に季節感があって良いものです。
街路樹の脇にあったので写真を撮っていたところ
「それ、ツリバナっていうのよ」
とお店の方が出てきました。何軒か並んでいるところだったのですが、そうですか、貴方様が育てていらっしゃったのですか。
「可愛いですね」
「でしょう?あなた、こういう山の植物お好きなの?」
「はい、実際山はなかなか行けませんけれど。以前秋にこの実を見つけて、どんな花なんだろうと春にも見に来ていました」
「あら嬉しい。今は、これが珊瑚樹でしょ、あとこれが〇〇万年青って言って、珍しい花が咲くのよ。ちょっと待ってね……ほらこれ(スマホ)」
「密ですね。なんというか……無花果の中みたいな」
「ああ、そうね(笑)」
「ツリバナの”つる”は”釣る”ですか、”吊る”ですか?」
「ハンギングよ!」
なるほど、吊り花ですか。私は”釣られ”ましたね。
「マユミっていう似たのがあるけど、違うのよ。調べてみて!」
早速帰って調べると、確かに似ています。
奇跡的に2年前の写真を見つけました。可愛いでしょう。
アオギリでお気づきかもしれませんが、季節の変化を追いかけるのは楽しいです。
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