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【臨時】内視鏡(祭りというほどではない)

今回は大腸のみです。胃・小腸カプセル・大腸と毎年フルコースの私には楽勝!と言いたいところですが、事前準備が一番大変なのが大腸です。
しかも今回は低FODMAP食事療法実施中で、前日の食事に更に制限がかかっております。さて、どうなる!?

前夜祭

仕事

平日の内視鏡は久しぶりです。前日は在宅勤務、当日と翌日は有給休暇を取得しました。暑さに弱いということも日頃から公言していますので、暑い中の内視鏡は本当に体力的に自信がないと自信満々に言い放って、その週は出勤できないかもね!という前振りも完璧にこなしました。

前日の食事

2年続けて白身魚の昆布締めを堪能しましたが、今は生の魚はヤメテと主治医に言われています。確かに、細菌性の腸炎にでもなったら目も当てられません。おとなしく煮魚にしますか。お茶漬けぐらい良いでしょうか。

結局、昆布締め中
表面の白い粉が高FODMAPなので、さっと洗いました
お茶漬けサイコー!

ポイツ型ポリープ🍄が出た後のフォローアップの検査が8月で、その時もあまり白身魚がなかったのですよ……暑くて熱中症になりやすいのと、魚の種類が少ないのとで、毎年5月の検査にしていたのですが。
案の定、白身は鯛のみで選ぶ余地なし。次は市販の検査食にしようかしら。

今回はギリギリ鱈の切り身があったので良かったです。

味玉も卵白がダメになってしまったので(IgGが高すぎ)白身は食べないようにしても、そうすると中まで味がしみないのであまり意味ないですね。

課題

下剤を美味しく飲むには?

検査説明をした看護師さんが、冷やすと飲みやすいと教えてくれました。
前夜に粉を水に溶かして、冷蔵庫で保管することにします。

舌に当たる面積が少ないからでしょうか、甘ったるい栄養剤もストローだとなんとか飲めましたので、下剤もストローで飲んでみましょう。

片頭痛発作防止

空腹状態だと片頭痛発作を誘発します。十年来お世話になっている神経内科の先生(美人)に前回の内視鏡の後で報告したところ、飢餓状態が長すぎるとのことでした。

スポーツドリンクとか飴とかダメなの?と言われたので消化器の先生(可愛い)に確認したところ、色がついてなければ許容だ、とのこと。特に小腸カプセルは撮影しますのでね。

毎年の検査はGWの最初に辛い検査を受けるので、日程重視。この場合は消化器外科の研修医(たまにイケメン)に当たることが多いですが、今回は症状あってのものですので主治医が良いと思いました。幸い内視鏡室には毎日入っているとのことでしたが、仕事が落ち着いている時を狙って取れた日は15時しか空いておらず……。

「15時開始でも前夜20時が最後の食事ですか!?空腹状態だと片頭痛が……」
「スポーツドリンクと経口補水液はOKです。私は朝にゼリーもいいと思いますけどね。サポートセンター(検査説明を受けて下剤を貰うところ)ではダメって言いそうだからナイショですけど、どうせ下剤で流れるし、私が責任持ちますので」(カッコイイ!)
「わかりました、ナイショにします!」
サポートセンターには内緒にしましたが、ここには書くという……。

PBの安いゼリードリンクではなく、カロリーメイトを買っておきました。
流れる前に、少しでも養分を吸収しておくれ。

喘息発作防止

今年は腸管洗浄剤を飲み始めて1時間ぐらいで喘息発作があったので、事前に吸入しておくことにします。

本祭

腸管洗浄

急に涼しくなったので冷たいのもどうかと思ったのですが、エアコンを入れないとすぐ30℃になってしまう我が家なので、冷たくていいかと前夜に溶かして冷蔵庫でスタンバイ。

「30分位なら許容なので、少し早く飲み始めても良いです。早めに来て待合室で待っていてもらえれば、もしかしたら早く始められるかも」
と、検査説明の看護師さんに言われたので、普通は家を出る4時間前から飲み始めるところ、指定の30分前から飲むことにしました。

飲む前からもう咳が出ているという……曇ですし気圧が下がっていそうです。吸入と、咳止めの飴でごまかしてみましょう。

準備完了

結果、冷やすのとストローは良かったです。不味いらしい他の下剤はストロー必携とありました。ストローで喉に流し込め!味わうな!らしいです。
口をすすぎながらでも最後の方は甘ったるくなってしまうので、個人的には最後はストローではなくコップから流し込む方が良かったかもと思いました。もうね、吸いたくもなくなってくるんです。

病院のおごり

常々疑問に思っていました。鎮静剤(プロポフォール)は保険適用ではないのです。でも、保険外として請求もされていないのです。

先日、この病院の先生のインタビュー記事が雑誌に掲載されていて、病院側が負担していると知りました。患者の負担をなるべく避けるのがウリの病院ならではです。

カウンターからスッとカクテルが出てきて「あちらのお客様からです🍸」なら絵になりますけど、点滴ですからねーーー。

さて、内視鏡は

結局、少し早く行っても早くはならず、内視鏡室に案内されたのは予約時間の30分後でした。まあ、夕方の予約にしてはマシでしょう。
毎年の検査は、内視鏡室に入って「誰!?」となりますが、知った顔だとやはり心強いです。

「先生、下剤を飲みながらでも右側が痛かったですよ」
「今症状があるというのは、ある意味良かったですよ。じゃ、診ていきましょう」
この間、点滴針を刺されたり、血圧計やらパルスオキシメーターやら次々に装着されていました。

「ちょっとお薬入って、腕がピリピリしますよ。だんだん眠くなりま~す」
目の前の看護師さんの青いエプロンがにじんでいきました。

ぱち。起きた。暗い。寝た。(気づかれた?)
痛くはなかったのですが、2回起きたような、夢だったような。車椅子に乗せられた記憶もおぼろげで、靴を履いたような、履いていないような(きっちり履いていました)。リカバリーベッドに移った時には内視鏡室に呼ばれてから30分ほど経っていたのを、計器の時計で知りました。

30~40分ほど休んだ頃でしょうか、先生が結果を伝えに来て下さいました。
「何もなかったです。綺麗。憩室の辺りもできる限り見たんですが」
「良かったような、残念なような……」
「あとできるのは、造影剤を使ってMRIですね」
喘息対策を含め、要検討となりました。

後夜祭

小腸カプセル内視鏡と違って、機械を返しに行かなくて良いのは楽です。
しかも今日は組織も採っていないので、すぐ食べられる~。

なんとなく、下剤を飲んでいる頃から「うどん♪うどん♪」と思っていたので、帰宅後はうどんにしましたが、まさかの!途中で食欲減退。
完食はしましたが、あんなに待ちわびていたのに何だったのでしょう。


例年の内視鏡祭りの様子はこちら。

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