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人生を変えたリップ

鏡に映った自分が、見たことのない自分で、信じられなかった。
たったリップ一本で、こんなにも顔が変わるのか。
似合う色の力、そしてコスメの力を感じた瞬間だった。

昔から、流行には敏感で、「流行りのコスメ」「モテリップ」なるものを次々と試しては、なぜかしっくりこない、ということを繰り返していた。

モデルさんには似合っているのに、自分には似合わない、そう感じていた。
髪型も服装も、ただただ流行をマネするだけ。


高校生の時は眉毛を細くし、真っ黒に目を囲みつけまつげを2枚つけ、大学生になると森ガールが流行っていたのでほっこりしたワンピースにすっぴん風のメイク。


自分の軸がないから、美容もファッションも好きだけれど他人まかせ。

張りぼてのメイクとファッションで、出先で鏡に映る自分を見ては、ちぐはぐな感じがして落ち込んでいた。

そんな時、パーソナルカラー診断をして、「似合う色」を見つけることができた。
私の生まれ持った色素に調和する色は、今まで試していたまっ黒の囲みメイクや青みピンクのモテリップではなく、オレンジ、テラコッタ、ブラウンなど、今まで試したこともない色だった。

半信半疑で、その時ちょうど注目されていた「Cervokeのディグニファイドリップスの9番」を購入し、つけてみた。

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ちょっぴり大人でオシャレな雰囲気がある、テラコッタリップ。


つけた瞬間に、顔色がぱっと明るくなり、私の少しこげ茶色の目、茶色の髪、黒いまつ毛、黄みの肌にしっくり馴染み、今まで見たこともない自分がそこにいた。


その瞬間は、いまでも忘れられない。
似合うって、こういうことなんだ。
自分に調和するということは、こんなに心地いいことなんだ。

それから、もっと似合うということを極めていきたいと思い、
イメージコンサルタントの資格をとって会社を辞め独立し、資生堂のメイク学校SABFAに通い、沢山の女性に似合うファッションやメイクを伝える仕事についた。



そして、似合うを極めていくうちに、以前は諦めていた青みピンクのリップも、どうすれば似合わせることができるか、諦めなくて済むか、わかるようになった。

自分の軸をもっていれば、どんなものにでも挑戦できる。


今まで自分がなかった私に、自信を持たせてくれ、人生を変えてくれた
Cervokeのディグニファイドリップスの9番は、たとえ流行が終わっても、ずっとずっと大切なときにつけたいと思える、私のお守りだ。


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