赤裸々に語ること
とにかく。
今年の正月は
体内にアルコールを
今年の分を全部
取り込んだんじゃないかと思うそれだった。
私は不思議と
酔っ払いになっても
あまり思考能力が変わらない体質だ。
ただ、アルコールを取り入れると
普段言えない様な事も
サラリと口から放つことができる。
哲学も
感情も
人生も
感覚も
歌だって上手に歌えてしまう。
そしてやはりそれを
辞められない
私たちは
赤裸々に語る事を
求めているんだと思う。
それは愚痴とか
悪口とかそういった類のモノではなく
普段からフツフツと
混沌とした体内に沸き起こる
熱くも冷たくもない感情たちなんだと思う。
そしてそんなアルコールの力を借りながら
語り合える友や家族がいる事が
私にとっては本当に幸せな事だと思う。
思う。思う。思う。
この『思う。』と言うところを
共有するという事が
赤裸々に語ることそのものなんだろうな。
寒くて乾いた冬の日は
熱燗でも呑みながら
赤裸々に語りたいもんですね。