読書記録22.1分で話せ 〜新しい企画を提案するときに 役立つ話し方とは?〜
最近、アウトプットの速度が高まっている気がする、はなです。
もうすぐ読書ノート1冊目が終わります^^ やったー!
30ページのノート、この記録は28冊目。ブログは追いついてないけど。
薄いノートに記録を書くと、すぐに埋まって達成感がありますね。
2冊目のノートは無印が欲しかったけど、通販でそれだけ買うわけにもいかず、近所の百均で買いました。
早く気兼ねなく買い物に行きたいです。
重要でないけど楽しみの1つというレベルの買い物をしたい。
さて、本の話。
この速読を始めたのは、福岡で読書会を主催されている方(以下、師匠ww)に出会ったからです。
2回ほど対面で読書会へ参加し、ファシリテーター(司会役)になりたいと思って毎日読書をしているんですが、最近やや行き詰まった感じがありました。
速読なのに、早く読めていない気がする
これに悶々とするのもイヤだと思ったので、facebookグループで師匠に聞いてみたところ、こんな答えが帰ってきました。
慣れない分野の本で情報を取るのが遅くなるのは、その分野の情報が足りないだけです。
もしその本が難しいなら入門的な簡単な内容の本を2~3冊読んでからチャレンジすると、知識の土台ができるので速く読めるようになります。
時間通り読んでみて、まだ足りないと思ったら、10分か15分でタイマーをセットして時間を区切って読んでください。
目的以外のおもしろい情報を見つけた時は、慣れるまではノートの端にメモしておいて、新しい目的として読み直してください。
私が改善すべきポイントは、
・難しい本はそもそも今のレベルにあっていない。読書が下手なわけではなく、内容が難しい。
・あくまで読書の目的は「内容を取る」こと。早く読むことではない。
・読めなかったら時間を延長してもよい。ただし、タイマーをかけて集中力をキープする工夫はすること。
とのことでした。
なので、今日は読みやすそうな本を手に取りました。
この本を読もうと思った理由
読みやすそうだったから。
題名が「1分で話せ」、そして表紙がシンプルなので、たぶん分かりやすいだろうと思った。
「1分で話せ」を読む! 今回の目的は?
今回の読書の目的は、
『相手に新しい企画を提案するときに役立つ話し方とは?』です。
仕事でプレゼンをする機会はそんなにないですが、あると仮定して目的設定。
この本を30分で速読して学んだこと
予想通り、超分かりやすかったです!
結論、この図に集約されます。
(速読中に描いた図なんで、雑ですみません)
●話をするときは、
1.結論
2.根拠
3.事実・具体例
の順で述べる。
一度この「階層ピラミッド」を作ったら、下層から上層へ「〜だから…である」という論理が成立しているか見直す。
人の脳には右脳と左脳がある。
まずは左脳に働きかける「理解を深める論理的な話(根拠)」をし、
そのあと右脳に働きかける「感情やイメージを膨らませる話(事実・具体例)」をする。
●プレゼンをするときは、話の内容を考える前に以下のことを設定する。
・誰に
・何を
・どうしてもらいたいか
(プレゼンのゴールは、理解してもらうことではなく、どう行動してほしいか)
●プレゼンとは、自分が相手に伝えたいことを伝えるためのものではなく、
相手の頭に自分が伝えたいことの骨組みや中身を移植する作業。とのこと。
→だから、相手に分かりやすくシンプルに伝えることが、かなり大切。
●プレゼンをしても、実は相手は80%は聞いていない!!
なので伝えたいことは一言キーワードで伝える。
→無理やり語呂合わせにしたものでもおっけー。
とにかく覚えやすく、一言で全体を表現するようなものを考える。
●人前で話すときは、話している自分と聞いている相手を俯瞰的に見る。
自分は、相手にとってどんな印象を与えているだろう??
このとき、プレゼンが始まる前に相手が座る席に座るのも1つの方法。
主観的な自分を外から意識することを、メタ認知という。
●プレゼンで1番大切なのは、想い。
「自分は世界一情熱を持ってこれを伝えられる存在だ」と自信を持ってプレゼンする。
相手が行動するために自分ができることは全てやる。
本が分かりやすかったので、要点もかなりまとめやすかった!
大満足の1冊です。
本の満足度
【10点満点の評価は?】
10点。
今まで20冊以上速読した中で、1番頭に入りました。
読書会師匠から言われたことに注意したことも成功の理由の1つ。
さらに、伝え方のプロが書いている本はシンプルで分かりやすいと感じました。
【この本の中でさらに深く読みたいと思った箇所】
この本に関しては必要な要点はしっかり拾えたかなと思います。
あえていうなら、最後の章の、具体的な場面に沿った伝え方のところ(今の自分にはその場面がないので読み飛ばしました)。
【この本を読んだことでさらに興味が湧いた分野】
この著者の他の本もありますよね。青で書いてあるやつ。
あれ、発見したら読みたいです。
【他の本との関連】
メタ認知の話。
主観的な自分と、俯瞰した自分を意識しましょうと書いてあったんですが、これ、NLPの話や、指揮者の話の中の「指揮を振る前に、オーケストラ演奏者の席に座って、指揮者がどう見えるか体験した」って話と繋がりました。
主観的な自分と客観的な自分を行き来する能力って、いろんな場面で役立つようです。
【NLPの話】
読書記録11.マンガで分かるNLP 〜できる自分になるための心理学〜
【指揮者の話】
読書記録19.リーダーシップは 「第九」に学べ 〜オーケストラ指揮者から学ぶ、 リーダーシップとは?〜
(この記事には、演奏者の席に座って〜の話は記載していませんでした。ゆっくりあとから読んだときに読んだ内容です)。
それから、1番最初に説明した、結論→根拠→具体例の順番、SEOライティングをするときに口すっぱく注意された内容です。
最初にライティングの仕事をしたとき、この「伝える形」が頭に入っておらず、記事を書くのに長い時間がかかっていました。
半年くらい「どうやったら論理的な文章が書けるんだろう?」と悩みました。
数をこなしまくった今は、だいぶできるようになっています。
やはり経験って宝ですね。
この本を30分で速読したあとの行動計画
●話をするときは、
1.結論
2.根拠
3.事実・具体例
の順で述べる。
●プレゼンをするときは、話の内容を考える前に以下のことを設定する。
・誰に
・何を
・どうしてもらいたいか
●シンプルに分かりやすく伝えることを心がける。
●相手はプレゼンを聞いていない前提で、印象に残る言葉を残す。
●プレゼンで1番大切なのは、想い。
これって、ウェブライティングで大切なことと全部一緒ですね!
この考え方を身につけると、人前で話をするときだけでなく、文章を書くときにも役立ちます。
みなさん、本、読みましょう!
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