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読書記録11.マンガで分かるNLP 〜できる自分になるための心理学〜

家に心理学系の本が数冊あるので、連続して読んでみた、はなです。

今、このNLPの本を読み終わってすぐなんですが、やはり本って著者が違っても本質的には同じことを言っていることが多い!

よく「新しいことを学習したければ、その分野に関わる本を10冊(人によって本の数は異なる)読むといい」と言いますが、これは当てはまるなってのを実感しました。


今日読んだ本は、NLP(神経言語プログラミング)についての本です。

英語が出てくるだけで難しいですが、結局は自分や他人の心をどうコントロールすればいいかって話なので心理学の一つですね。

30分で読んだ感想を完結にまとめました。

この本を読もうと思った理由

読書会の主催者の方に「カウンセリングとかコーチングとか学びたいなーって思うことあるんです」と相談した際に「NLPのほうが範囲が広くて応用も効くよ」と言われたから。

読書会の後に試しにこの本をポチって1度読んでみたので、再度自分に必要な要点だけ抽出しようと思い、手にとりました。

「NLP」を読む! 今回の目的は?

この本は、マンガを通して人間関係や仕事のプレッシャーを乗り越える方法が書いてあります。

大きく分けて「自分をコントロールする方法」「他人とよい関係を気づく方法」の2つが書かれているのですが、今他人と会う機会が少ない私は前者を選択。

今回の目的は『できないことをできるようになりたい!と思ったときに自分自身に働きかけるための心理学』と設定しました。

この本を30分で速読して学んだこと

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ここから先、自分では結構濃い内容を書けたと思います。

NLPの定義以外に関しては、ほぼ本を見ずに自分のメモ(30分の読書で作成)だけを見て執筆しました。30分読書の効果って結構すごい!

NLPって何か

NLPとは、「Neuro(神経)」「Linguistic(言語)」「Programming(プログラミング)」の頭文字を並べたもので、翻訳すると「神経言語プログラミング」というものです。

言語と心理の組み合わせ。

すごく簡単にいうと、人の思考は「体験」と「言語」によって構成されているので、このうち自分で「言語(物事のとらえ方)」を変化させれば「体験(思考)」も変えられる、その結果、幸せに生きられるっていう考え方です。

(私なりに噛み砕いて説明しています)


それでは、本の中から私が学んだ「自分ができないと思っていることをできるようにするための心理学」をみていきましょう。3つの項目にまとめました。

分かりやすいように「締め切りまでに"難しい仕事"を終わらせることができない私」が仕事を完了させるには?という設定にします。

1.物事についてよいイメージを持つ。

脳は「現実」と「イメージ」の区別がつかず、イメージを被せた世界を現実のものと錯覚しています。


「仕事がある」というのが現実、「難しい、絶対終わらない、めんどくさい」というのがイメージ。

このイメージを変えることで、仕事に対する捉え方を変えましょうという話です。

「仕事=難しい」ではなく「自分にとっての勉強だ」「お金をもらいながら勉強させてもらえるなんてラッキー」「生活するお金を稼ぐために必要だ」「相手は自分に期待して任せてくれている。私は期待されている優秀な人間だ」というように、仕事に対する思い込みを変化させます。

2.実体験から分離する。

「仕事が難しい、できない」と感じている自分を、一歩離れたところから客観的に見てみます。

具体的にいうならば「同じく仕事ができないもう一人の自分」が目の前にいると考えてその自分がどんな気持ちか考えてみる、てことですね。

「頭を抱えている」「悩んでいる」「集中力が切れて遊んでいる」などが見えそうですが、一方でマイナス面を一旦置いておいて、肯定的な一面も見えてくる(と本には書いてあります)。


これ、自分の言葉で説明が難しい。。。すいません。

あ、でもこれを捉えるの難しいって考えている自分を客観的にみたら「こんなことで悩んでて時間もったいなくない? 1回で理解しなくてもいいと思う」って言うもう1人の自分が出てきました。笑

いい具合に「悩んでいる自分」から分離できた気がします。

3.イメージトレーニングをする。

本書にはイメージトレーニング(以下、イメトレ)の方法が2つ書かれています。

1)見るイメトレ:理想となる人を徹底的に観察する。

2)感じるイメトレ:モデルになりきる。よかったときの自分を、そのときの自分の視点から思い出す。見たもの、聞こえたもの、匂いなど、五感をフル活用して回想するといいそうです。

そしてその感情が盛り上がり、成功体験をしたときの自分になりきったまま…

体の一部を触ります!

この「感覚」と「五感」がまじ合わさることで「情報成立」が起き、同じ場所を触ったときに成功体験がよみがえるようにします。


結構難しそうですね。

初心者は30〜50%くらい成功体験のときの感覚に戻れば成功だそうです。


なので私の場合、

難しい仕事が終わったときのことをイメージする。

終わったときにどんな気持ちだったか、終わったときの他人の笑顔(視覚)、誰かにかけてもらった言葉(聴覚)、気分の晴れやかさなどをできるだけリアルに想像して気分を高める。

そしてその頂点で体の一部を触る。

っていう訓練を何度も行い、その部位を触ったら気分が高まるというところまで持っていくと、頑張る起爆剤になります。


練習が必要です!

本の満足度

【10点満点の評価は?】

7点。

この記事にはわざと書いていませんが、アソシエイト、ディソシエイト、アンカリングなどの専門用語が結構出てくるので、記憶力の悪い私は何度も読み返す必要があった。

でも、マンガも読んだらすんなり頭に入りそうな気もするので、もっとゆっくり読めば満足度が高そう。

(この本、半分はマンガなのですが、今回の速読ではそこを飛ばして文章だけ読みました)。

【この本の中でさらに深く読みたいと思った箇所】

マンガを通しで読む。

「他人をマネジメントするためには?」の観点でもう一度読む。

【この本を読んだことでさらに興味が湧いた分野】

一旦解決。

【他の本との関連】

成功体験をイメージする、すでに成功している人を真似するっていうのは、昨日かおととい読んだ本にも書いてあった。

これ、スポーツ選手がマインドコントロールのために結構やってるらしい。真似してみようかな。

この本を30分で速読したあとの行動計画

難しい仕事を終わらせるためにやること。

1.目の前の仕事についてよいイメージを持つ。

2.仕事を手につけられずウジウジしている自分を、客観的に見る。

3.難しい仕事を終わらせたときの自分の感覚を思い出し「やる気を出すスイッチ」のようなものを作る。

毎日の積み重ねが大切ですね。

頑張りましょう。

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