作業量を少なくするか、それとも作業時間をタイトにするか(もしかしたらライターは執筆業ではないのか)

 美味しい生活、豊かな生活、ライフオブクオリティなどという言葉が世間で言われるようになって久しい。
 
 もちろん自分も、持続可能で楽なことをしながら稼いで、しかも彼女や犬との散歩の時間を確保したいと思っている。

 作業量というのは少なく出来るのかということを考える。
 AIの発展により作業量は格段に少なくなると言っていた人たちがいたが、自分の場合は与えられる情報量や反論などが増えたため、作業量は格段に上がっている。
 つまり、自分は執筆業が仕事だったと思っていたのに、思考業が本業だったのだ。

 AIによって判明した事実に自分は驚愕し、哲学者とでも名乗って、お屋敷のお嬢様屠年ごろになり、殺人事件を傍観する役割に徹した方が良いのではないかとさえ思う。
 しかし、実際に哲学者たちがそんな生活をしているわけではない。

 問題は仕事を間違えていたことにある。
 AIにより作業量は増えたが、作業時間はどうだろう。
 タイトには出来そうだ。
 なぜなら、思考業において考えることが本業であり、考えないことが豊かな生活に繋がるのだから、寝ればいいだけだ。

 肉体のシステム上睡眠による情報整理は自動化されている。
 サンキュー! 人類!

 で、あれば、「考える」「寝る」を繰り返しながら、垂れ流していくことをどうにか実入りに繋げていけばいい。

 偽札でも作ろうかと思うが、AIに止められた。むしろ、ステーブルコイン、NFTを作った方が良い。逆に偽造に関する防止策を考えるDAOを作った方が儲かりそうだ。

 ネットにある情報について、ある補助線を引いてみると思考業に繋がるのでやってみよう。
 ウェブ上にある情報の多くが「誰かの役に立つ情報」と「誰かを不安にさせる情報」に分類される。
 その意味で、不安にさせる情報の代表例がニュースだ。長く自分はニュースを編集してきたので、よくわかる。不安になる情報の方が数字はよくなる。

 例えば、【ジャニーズ事務所崩壊!】などと書くと、世のジャニーズファンたちは一斉に押し寄せてきて、反論を書き連ねる。その行動する熱量がジャニーズという事務所にはあるのだ。
 ちなみに自分はジャニー喜田川氏の事件については裁かれるべきものだと思うが、現在所属しているジャニーズ事務所のタレントに関しては守られるべきだと思う。

 もっと抽象度を上げると【大人気の柔らかすぎるシュークリームに発がん性物質混入!】などと書くと健康志向の人たちが食いついてくる。PV数は上がる。

 これをやるからマスゴミなどと叩かれるわけだが、数字至上主義の中ではこれが正解になってしまう。事実、週刊誌の記者は合計1億円の損害賠償が来ると一人前になれるという時代があった。

 では、「誰かの役に立つ情報」だけで成り立たせられるか、というとそう言うわけにもいかないのが世の仕組みだ。

 例えば、『となりの億万長者』という本はたくさん売られたはずなのに、読んだ誰もが億万長者になれるわけではない。どういうマインドで富を築いたのが描かれている良書なのに、富が再分配されていないばかりか、我々の生活は立ちいかないことが多い。

 天下り会社や不正会社は後を絶たないし、精神的苦痛を受けている人から搾取しようとする宗教団体だってある。
 自分にとっていい映画でも、他人にとってはゴミ映画という場合は数多い。

 結局のところ、自分にとって良い情報なのか不安を掻き立てられる情報なのかは自分で判断するしかない。

 作業量をタイトにするには、その精査に時間をかければいいのではないか。
 結局のところ、さらに作業量は増える。そんな人に必ず得をする肉体的な情報の整理術として『瞑想』という方法がある。心を落ち着けるのだ。

 もちろん、寝るほかに瞑想まですれば、1日は24時間では足りない。
 
 いけない!

 そろそろ時間を生み出す方法を執筆する時間だ。
 人生は暇つぶし。FIREを達成した人たちは、のんびりと暮らしている。

 達成する前から、前借するのはアリだろうか。
 再び思考業が始まりそうだ。


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