昔の妖怪15 『狐者異 こわい』
妖怪の本を参考にして
少しアレンジ入れて描いてみた。
良かったら見て下さい。
では
昔の妖怪15 『狐者異 こわい』
ざっくり説明↓
こわいの語源となった妖怪
詳細説明↓
江戸時代の『絵本百物語』に
『こわい』の語源になった
『狐者異 こわい』という
妖怪の姿が描かれている。
これによれば、
狐者異は『傲慢強情』の別名であり、
これは、世間でいう無分別者のことで
あるという。
生きているうちは法を無視して
何者にも恐れず、
傍若無人の振舞いをして
人のものまで取り喰らい
死んだ後も執着の念を持ち続け、
仏法世法の妨げを
成すもののことらしい。
また、「ただ恐れるのは自己の悪念である。
この頓着を捨て去れぬ時は、
仏とはいえども嫌い恐れ給う」という一文が
添えられていることから、
人間の悪意が妖怪化したものと
いう見方もできるだろう。
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