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ルカによる福音書*彼が近づくと、イエスはお尋ねになった

イエスは立ち止まって、盲人をそばに連れて来るように命じられた。

彼が近づくと、イエスはお尋ねになった。

「何をしてほしいのか。」

盲人は、「主よ、目が見えるようになりたいのです」と言った。

そこで、イエスは言われた。「見えるようになれ。あなたの信仰があなたを救った。」

盲人はたちまち見えるようになり、神をほめたたえながら、イエスに従った。これを見た民衆は、こぞって神を賛美した。

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ルカによる福音 18.40-43
年間第33月曜日 福音朗読
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もし今日、神様に目の前で「何をしてほしいのか」と尋ねられたら、わたしは何と答えよう?ほんとうの、一番の願いは何かな…と、いまさらながら考えた今朝のみことばでした(そしてまだ答えがみつかりません 汗)。

病気や経済的なこと、いまおかれている環境、人間関係など「これさえなければ」「これさえあれば」というのものは、誰でも抱えていることだと思います。

でも心がしょんぼりしていると「さすがに神様も、こんなわたしをそこまで助けてはくださらないよね…」という気持ちがよぎることも、あるかもしれません。

けれど、そんなふうに神様から心が離れてしまうのは、神様のほうも、わたしたちに頼ってもらえなくてきっと悲しいはず。

そういうときこそ、神様はかならず救ってくださる、ということを思い出したいと思います。

またもう一度、神様に信頼を寄せて祈ることができますように。

※写真は今年1月にお世話になった、仙台教区の司教座、元寺小路教会の小聖堂です。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。