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ルカによる福音書*種は神の言葉である

このたとえの意味はこうである。

種は神の言葉である。

道端のものとは、御言葉を聞くが、信じて救われることのないように、後から悪魔が来て、その心から御言葉を奪い去る人たちである。

石地のものとは、御言葉を聞くと喜んで受け入れるが、根がないので、しばらくは信じても、試練に遭うと身を引いてしまう人たちのことである。

そして、茨の中に落ちたのは、御言葉を聞くが、途中で人生の思い煩いや富や快楽に覆いふさがれて、実が熟するまでに至らない人たちである。

良い土地に落ちたのは、立派な善い心で御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ人たちである。

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ルカによる福音 8.11-15
年間第24土曜日 福音朗読
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道端に落ちて踏みつけられ、鳥に食べられてしまった種。石だらけのところで芽は出たけれど、育たなかった種。茨の中に落ちて、茨が押しかぶさってしまった種。

そして、良い土地に落ちて百倍の実を結んだ種についての、イエス様のたとえ話が今日の福音朗読でした。

いつも、神様の言葉を素直に受け止められますように。

その種が豊かに実を結ぶまで、毎日お日さまに当て、お水をあげて、嵐が来たら守るように、神様のお恵みで大切に育てていけますように。

私たちにどんな実りが待っているのか、希望を胸に。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。