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ファミリー世帯。引っ越し料金の底値は〇万円??


前述の記事通り、転居することとなりました。


引っ越し業者5社の見積りを取ったので、底値を見極めたいと思います。

ファミリーとしての引っ越しは5度目となります。
値引き交渉の底値は幾らなのか、大体の価格帯を知っておくと相見積もりの効率が上がります。ご家族をお持ちの方、価格重視でお引越しをお考えの方のご参考になれば幸いです。


※4tトラック(ロング)、それ以下の車種で往復運搬の場合。


基本料金① 底値価格帯 4~5万円


これがおおよその底値です。
内訳としては

車両運搬料金 1~2万円
人件費(3名) 3万円

といったところです。今回は25km以内の移送でした。トラック運搬としては1万円程度の走行距離が相場です。トラック業界では最短10km、もしくは25km単位で運送料金が組まれています。引っ越し先の距離が遠ければ加算されることは言うまでもありません。

25km以上の場合、加算されるトラック運搬料金の標準価格は以下を参考にしてください。国土交通省とトラック協会が公開している一般的な物流の標準価格です。Googleマップなどを使って自宅と転居先の距離を調べましょう。

https://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/content/000226437.pdf?msclkid=77f3ea24a8f811eca744ab20e6dad130

また、人件費は正社員、アルバイトなどの雇用形態によって左右されます。引っ越し業者によっては値下げのため、2名運搬として1万ほど切り下げることもあります。これは自社従業員に無理を強いることになります。経営目線で考えた場合にどうなのか。という事になりますが、顧客である私達が判断すべき内容ではありません。

「引っ越し先の壁に傷を付けられては困る」など、品質を気にされるのであればその点は要確認です。多少加算されてもそこは目をつぶる方が賢明だと思います。品質に対する対価を支払うまでです。


引っ越し業者の比較サイトに登録すると、一斉に電話が鳴ります。
数社、相見積もりを取り、どこまで下げられるのか悩んだ時。
 基本料金①=5万円(+距離)
を頭に入れて挑んでください。

見積書にある金額は
 基本料金①
 付帯料金
の2つです。
付帯料金に惑わされず、どこまで勉強してくれたかを見極めるといいと思います。


基本料金以外は手持ちの家電に関する電気工事料金などが加算されます。
この点は引っ越し業者ではなく、提携の電気業者との契約料金となるので値下げ不可と認識しておいた方が無難です。

もっと安くしたいのであれば、友達に手伝ってもらうなどの方法を考えましょう。自分達で運搬する場合の諸費用、御礼の合計金額と労力を比較すればすぐに判断出来ると思います。


今回の見積は4月中旬の引っ越しです。3月から4月上旬の新年度、新学期前の繁忙期を過ぎています。3月、4月上旬。引っ越し業者がトラック手配に苦慮するほど予約で埋まっている場合、底値近くまでの値引き交渉は断られますのでご注意を。


最後に見積もり時によくある営業トークへの対処方法です。

「今すぐお決め頂けましたら、こちらのお値段で頑張らせて頂きます」

とてもよく聞く文言ですが、結局は待たせても大丈夫です。
「あと3社来られるので一番安いところに決めようと思ってます」
最初にそう伝えておけばOKです。
「どうしてもB社の見積もみてから決めたいので」
そう返答すれば帰ってくれます。
全部出揃ったところで答えを出しましょう。



引っ越し料金に悩んだ時に。この記事がお役に立てれば嬉しいです。
いいお引越しが出来ますように。


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