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「猪狩はな」って、名字読めますか?

「猪狩はな」というのは偽名(ペンネーム)なのだが、最近考えていることがある。

「猪狩」って読みにくいな。

いのかり?いがり?
そのほかいろいろな読み間違え

「いかりさんですか?」
という、確認

「読み間違えてましたすみません!」
という、謝罪

いやもうこちらこそ大変申し訳ありません…。布団に寝っ転がりながら直感で決めたんです。

息子が生まれてすぐからだから、もう4年くらい猪狩なんです。

けどまさか、この名前でライターとして働くなんてそのときは全く考えてもなかったんです。

ましてや、発話されるなんて思ってもなかったんです。

困ったら「はな」って呼んでもろて……🫠

けど、今更変えるのもな…変えるにしてもなにに変えるの?本名?

実は(?)以前、本名にするか一瞬だけ悩むタイミングがあった。

まぁ別に本名でもいいかもしれない、とちらっと思ったんだけど、今思うと、猪狩のままでよかったかもなという気持ち。

これはペンネームで活動する人がよく言ってるやーつで、特に目新しくもないんだけど、猪狩さんは私ではない「別の私」「もう1人の私」として存在していて、本当はどこにもいないみたいな、そんな心の守り方?持ち方?ができる。もう1人、まではいかないかも。「猪狩はな」という切り口の私がいる、感じ。

学校の先生してた時もそう。先生っていう私がいて、教壇にたつとスイッチが入ってた。

元気よく「こんにちは〜!」と挨拶する私や、セミナーで話してる私や、猪狩さんって明るくて話しやすいですと言ってもらう私は、私からすると誰やねんお前って時もあるけど、まぁ、それも私なんだよな

などと、高校生大学生みたいな、甘酸っぱい思考を巡らせるさんじゅうしゃんしゃいであった

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