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キャリコン受験レポ④|【実技編】育休中に一発合格!勉強法&時間捻出法は?

こんにちは!
新米ワーママのはなです。

育休中のキャリコン受験体験記ラスト!
この記事では、実技試験の対策に重点を置いてお伝えします。

学科編はこちら▼


実技試験とは

実技試験は、「論述試験」「面接試験」の2つに分かれていて、面接試験にはさらにロールプレイと口頭試問があります。カウンセリングの知識や技法を頭で理解するだけでなく、実際に習得しているかを問われる試験です。

出典:リカレント キャリアコンサルタント大辞典

実技試験は、練習すればするほど高得点を取れると思います。

論述・面接試験ともに「相談者の主訴を的確に把握し、キャリコン視点で問題の見立てをし、今後どのように支援していくか」まで問われます。
回答するには、上記をある程度一般化・言語化するための語彙力が必要です。

いくら頭の中に支援策が浮かんでいても言語化ができないと回答には苦戦するので練習は必須。
面接・論述ともに多くの場数を踏んでおくことがポイントだと思います。


面接試験の対策方法

1.養成講座の活用

試験までの2か月は、養成講座のクラスメートとZOOMロールプレイの日々を送りました。
同じ講師から学んでいるので、講義で習った内容の確認・復習にもなりました。

他のコミュニティに参加したこともあるのですが、フィードバックがコミュニティごとに違い…迷子になってしまいそうだったので、自分のベースとなる教えを確立しておくことはとても大切なことだと思います。

その点で、養成講座のクラスメートとのロープレ時間はとても有意義でした。

またクラスメートと共に学ぶことで、お互いに刺激を受け、モチベーションを高く保つことができました。


2.リカレントの有料対策講座の活用

リカレントの有料対策講座を受けたことが非常に効果的でした。

全3回(クラスによっては2回)少人数制で面接対策を行う講座です。

私は養成講座と同じ講師のクラスを選びました。
理由は前述の通り、フィードバックを1本化したかったからです。

有料講座では、講師が具体的なアドバイスをしてくれるため、効率的に実技対策を進めることができます。

個別にフィードバックをいただけることで、自分の弱点や改善点が明確になり、学びが深まりました。


3.試験2週間前からのロープレ

試験2週間前からは、有料対策講座のメンバーとロープレを行いました。
1週間前からは、ほぼ毎日。たっぷり時間を作ってくださった皆様には本当に感謝です。

この期間は、口頭試問の対策も強化しました。
5分でより具体的な回答ができるよう「どのように話すか」の型を事前に作り、順序立てて話す練習を繰り返しました。


4.やらなかったこと

養成講座外の、受験者同士のフィードバックが盛んな場でのロープレは避けました。
理由はお互い勉強中の身だからこそ、見当はずれなフィードバックがある可能性も感じていたからです。

現に、有料対策講座でも講師のご意向で受講者同士のフィードバックは行いませんでした。

フィードバックが的確でないと、間違った方向に努力をしてしまう可能性があるのでは?思い、私は講師からのフィードバックを重視しました。


論述対策のポイント

1.過去問を何度も解く

学科とは違い、論述は不思議なことに3日後に同じ問題を解いても自分の回答が変わります。

問題を解く以上に重視していたのは

①模範解答と自分の回答をよく見比べること
②解説を読み込むこと
③模範解答を書き写すこと

③は、時間があれば何度でもやりました。

模範解答を書き写すことで文章構成を覚えることができ、支援策など考えを言語化することにとても役立ちました。

また、どのくらいの大きさの文字で書けば丁度良い長さの回答を書けるかの感覚を掴むこともできました。


2.添削をしてもらう

論述は明確な回答がないので、独学だと正しいのかどうかの判断が自分ではできかねます。そのため、第三者からの添削はとても重要な機会です。

私は

・リカレント模試の添削
・有資格者の添削(ココナラで探しました)

と2回添削をしてもらいました。
闇雲に何度も添削をしてもらうのではなく、添削時の解説を落とし込むことが重要だと思います。


育児中の実技対策はどうだった?

1.まとまった時間の捻出が必要

論述は回答のための50分、面接は15分(ロープレ15分+口頭試問5分)
実技は時間との勝負でもあるので、練習段階から感覚を身に付けておきたいところ。赤ちゃんを見ながら勉強するのは難しいと感じています。

①夫が休みの日は完全にお任せする
②自治体の一時保育を利用する
③朝・夜の時間を活用する


この3つで乗り切ることができました。

ロープレ練習は①②で捻出できた時間に、
論述対策は③の時間でで行いました。


2.朝・夜の時間活用方法

夜の勉強時間

寝かしつけの後、1時間だけ。
子どもは夜中にも起きるし朝も早く起きるので、自分の睡眠時間確保のためにも勉強のメイン時間を夜にはしませんでした。

この1時間で、論述を解きます。

50分間集中をし、残りの10分で模範解答と自回答の比較。ざっくりと確認をしたら、終了です。

朝の勉強時間

学科編でも記載しましたが、私は5時に起きて朝の時間を活用していました。

子どもが起きるまでに、昨日解いた論述の解説をじっくりと確認し、模範解答をブランクの回答用紙に書き写す作業をします。

回答するよりも集中力が必要ないので、いつ子どもが起きても大丈夫。

そして朝は頭もすっきりしているので、解説を読んで理解を深めるのにはぴったりな時間でした!

余談ですが、朝の時間が本当に良かったので
これをきっかけに朝活のオンラインコミュニティに入り、今も毎日朝活をしています。


まとめ

育休中の資格勉強は大変なこともありましたが、挑戦して良かったなと心から思います。

学びが深まっただけでなく、この時に身に付けた生活習慣は仕事復帰した今でも継続できているからです。

家事に育児に仕事。
やることの多い毎日ですが、こうしてnoteを書いたり、やりたいことをする余裕があります。

そして、養成講座ではこれからも大切にしたいと思える様々な出会いがありました!

キャリコン受験に挑戦で得られたものが、私の今後の人生に彩りを与えてくれる予感がします。


4回に渡って、育休中のキャリコン受験について綴りました。
どなたかのお役に立てれば大変嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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