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アイドルも好きだったりして 2

前回私の愛するアイドルを紹介したが、今から書いていくのは現役を引退した、元アイドル達である。

アイドルとしての役目を終えた彼女達の、更なる活躍を祈りながら。

1.元NGT48 山口真帆

自身の告白により世間の話題となった彼女。

とても怖くて、悲しくて、悔しくて、辛かったと思う。
それでもグループの未来のために、大切な誰かの為に、震える手で剣を持って恐怖に立ち向かってくれた。

その勇気を、リアルタイムで全身に感じた。

結果として彼女を含む何人かがアイドルとしての未来を絶ったけど、私はそれぞれの子達が自分の為の決断をしてくれたことに対し敬意を表したい。

現状を維持することによるリスクを考え、女性や人としての自分を守り、未来を切り開く選択をしつつ、最後はアイドルとして笑顔で去っていった。
誰かを笑顔にするために、心からアイドルでありたかったのだろうと思う。

山口さんは現在女優やモデルとしての活動をしているが、どんどん美しさに拍車がかかっているように見える。

私は事件を通じてNGT48を知ったので、アイドルだった彼女は過去の資料でしか知らないけれど、今の彼女は当時よりも垢抜けて一際魅力的に感じる。

色んな恐怖や苦悩から解放されて、新しいステージで生き生きとしている。

この先の表現者としての彼女が、結構楽しみなのである。


2.元欅坂46 平手友梨奈

欅坂46に興味を持ったのは、ROCK IN JAPAN FESTIVALのようなロックフェスでアイドルの存在感が増してきた頃だった。

フェスの多くは8月から9月の真夏の時期に行われる。
その中で、厚い衣装を着て過激なダンスを踊るのは本当に至難の業だろう。

中でも彼女が所属していたグループは、派手なダンスが特徴的である。
そこでセンターを張りつつフェスの舞台をこなす。化け物か。

まだ若い彼女には、負担も大きかったと思う。

その負担が、グループを去る要因の1つだったのかもしれない。

アイドルを辞めた彼女を最初に見たのは、Mrs. GREEN APPLEの「Wanted!Wanted!」のサイドストーリー版MVが公開された時だった。

MVの中で、彼女は踊ったり走ったり。全身を使って音楽を纏っているように見える。

欅坂46に居た頃は、とてもクールで強気な表情をする彼女が印象的だった。

今、彼女はMVの中で弾けるような笑顔を見せている。

ギャップ萌えってやつだろうか。


クールな表情と満面の笑み、どちらがありのままの彼女なのか。
どちらにしても、表現者としてとても魅力的であることに変わりはない。

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