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自己紹介が苦手な私が、無名人インタビューを受けたら
実は受けていた。というか、インタビューを受けたことがきっかけでインタビュアーになった。
受けたのは1月末、なんと、100人目だったらしい。そういった少しの幸運を引き当ててこなかった人生なので素直にうれしい。
それからいろいろあって、私は超マイペースインタビュアーとして仲間に入れてもらっている。
自己紹介すべき自己を持たなかった私はこのインタビューをきっかけに、奇しくも「無名人インタビュアー」という肩書を手に入れたのであった。
※インタビューでは割とお仕事の話。同業者と公務員の方以外にあまり知られていないお仕事。
なんとなく、どんなタイトルがつくんだろうとドキドキしていた。
無名人インタビューは、自分ですら定義できていない私にタイトルをつけてもらえる数少ない経験だったからだ。
名のない人が、肩書や属性以外の要素で他者から定義づけされることはあまりない。在り方に基づいた判断をしてくれる他者はいない。
無名人インタビューのコンセプトとは少しずれるが、そういった経験としても価値を持つんじゃないかなと。
とはいえ、それはインタビュアーになってから気付いたこと。
インタビュアー視点で人を定義づけすることは、私にとってはまだまだ怖い。
そして、たとえ在り方に基づいた定義づけだとしても、それを嫌がる人もいるだろうから、ニーズがあるかどうかは分からない。ただ、無名人インタビューに参加する方々はきっとそれが嫌じゃないんだろう。
インタビューはインタビュアーとの対話だけど、結局インタビュイー自身と向き合うことになる、というのは自分が受けた無名人インタビューを確認して実感した。
そういった機会ってなかなかないけど、あってもいいよね。無名人インタビューの特殊性は、そこにある。(と、勝手に語る…)
めちゃくちゃわがままなことを言うと、私は無名人インタビューを無名人インタビューとして楽しみたいからこそ、よく知ってる人は受けたくないなと思ってしまう。最初から紹介したい人の場合はもっとちゃんと私の意思を伝えられる形式のインタビューで伝えられたらいいなと。
相変わらず自分のことは良くわからないけれど、
私はインタビューという行為が大好きだし、死ぬまで何らかの形で続けていきたいと思っているから、とてもいいタイトルをつけてもらったんじゃないかな、って。
ありがとうございました!
マガジンには名もなき人の話がたくさん載っています。インタビュアーも私を含め何人かいます。
人生の1ページとは言わずとも付箋くらいにはなると思うので、興味ある方は活用してみてください。
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