怒涛のコロナ帰国
コロナウイルスの感染拡大によって緊急帰国する人が増えたり、飛行機の便数が減らされたり、国境封鎖する国が出ていた中、3月22日にイギリスを出国して日本へ帰国を試みました。イギリスを出てから日本へ入国するまで、それと入国してから私が経験したことをまとめておきます。
イギリス出国
ロンドンにある小さめの空港、Gatwickからドバイ経由で出発しました。取れた便がイギリスの玄関口であるHeathrow空港出発じゃなかったのは、自分の感染を防ぐ上で良い便だったかな
お客さんの数は通常時の10分の1くらいかなぁ
ターミナル内のレストラン、ショップは全て閉まっていて、バーが1つだけ空いていた。
こんな状況でもマスクをしている人は半分くらい。欧米の人ほんとマスクしない。
一方でおそらく中国人と思われる多くの渡航者は、マスクに医療用メガネ、手袋にレインコートを着て完璧すぎる防御だった。
機内のお客さんはかなり少なくて、一人当たり2席は使えるくらいだった。隣のおばさんは座席3つ使って完全に横になって寝てた。
大幅な遅延 ほんとに帰れるのか...?
ドバイからの出発は5時間ほど遅れた
この便に搭乗予定の乗務員の到着が遅れていたため離陸できなかったらしい。
これがコロナの影響かどうかはよく分かんなかったけど、こんなご時世だから航空会社スタッフもどこか異国に取り残されたらいつ帰れるか分かんないもんね...
ただもしやこの飛行機は飛ばないんじゃないかと不安になってきた
コロナなのに満室の羽田周辺ホテル
とりあえず待っている間に羽田周辺のホテルを予約
考慮しないといけなかった問題は、公共交通機関を使わずにホテルまで行かないといけなかった事。
イギリスを出発する1日前から、ヨーロッパからの渡航者全員に対して公共交通機関の使用禁止が求められていた。
みんな旅行なんてしないからホテルもガラガラだろうと思っていたら、多くの海外からの帰国者が公共交通機関が使えないせいで自宅に戻れず、空港直近のホテルに滞在しているという情報を得た。
実際見てみたら空港直通のホテルは満室だった...
親と相談しながら、お母さんがここなら歩けそうだよとい空港から1.4kmのところにあるホテルを無事予約。
結局5時間くらい待ってようやく飛行機に乗れた。
いつもと違ったところは、席にかなり余裕があったことと、機内食が1食しか出なかったこと。食料の調達が間に合わなかったらしく、着陸前の食事が欲しい場合は自分からCAさんがいるところまで取りに行かなければならなかった。
入国後 最大の試練
無事に日本へ着いた
入国する前に、ヨーロッパからの帰国者はこちらへきてくださいと言われ、書類を3枚記載。それに加えて、14日間は公共交通期間を使用しないこと、その間自宅から出ないことと注意された。
自分からイギリスからの帰国者ですと名乗らなければ、書類記載も注意も簡単に無視できたんだけど、イギリスで惨事を経験してきたので絶対コロナを広めまいと強い心を持ってこの要請に従順に従うことに
ただ、これがきつかった!!笑
引っ越しの荷物を含んでいるので、32kgの異常に重いスーツケースと、他にも大きめのカバン2個を持ってホテルまで歩いて行かないといけない。
ホテルまでの徒歩ルートを検索したらなんと5km... お母さんが言った1.4kmは空港からの直線距離で、実際には隅田川を橋のあるところまでぐるっと回らないといけなかった...
空港を出たのは午前4時
暗いし怖いし寒いし疲れたし
この階段を見たときは絶望的だった
本当なら空港のベンチとかで一休みして明るくなってから移動するんだけど、早くホテルに行きたい理由があって.....
なんと日本に到着した10時間後に第一希望先の会社の最終面接があった
何としても早くホテルにたどり着いて面接の前に安眠したかった
なのでスーツケースをガラガラしながら黙々と歩いた。
午前4時過ぎに大量の荷物を持って疲弊しながら歩いてる私を見て、すれ違った人たちはどう思ったんだろう...
第一志望先 最終面接
2時間かけてようやくホテルに到着
急いでシャワーを浴びてベッドにダイブ!!!!
ふかふかベッドはまるで天国
死んだように寝るとはこのこと
起きたのは14時くらい
面接まで後3時間
支度して、空港から隠し持ってたごはん食べて、
web面接だったので上だけちゃんとして下はジャージのまま笑
面接開始
面接では全然そんなつもりはなかったけどコロナに負けず頑張ったエピソードが何個かしゃべった笑
好評価されていると手応え感じた。
面接が終わって、ようやくリラックスできた...! イギリスいる時からずっと緊張感あったから....
大変だったなぁ〜〜とゴロゴロしながら考えた
その夜すぐに面接結果がメールで届いて、
内々定もらえたー!!!
就活終わり
そしてここから壮絶な暇の始まり
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