嫌だと思うことを、嫌だと思わないように説得してる自分がいた話。
やりたくないのに、やらなきゃいけないとき、どんな風に考えますか?
私は、「なんとかして自分を納得させて、やる。」だった。
やりたくないことも、「それ、やった方がよくない?」とか、「今はやりたくないかもしれないけど、結果的にやってたほうがプラスになるよ?」とか、「言った人の気持ちを考えてごらん?自分が相手の立場やったら、やってくれてたら嬉しいやろ?」とか。
自分の「嫌だ」と言う気持ちを、無理やり押さえ込んで説得していた。
「嫌だけど、仕方ないからやろうかー」ではなく、「嫌だなんて思っちゃいけないよ!」と思ってきたのだと思う。
自分の「嫌だ」と言う気持ちを認めず、「嫌だ」なんて思ってはいけない。そんなことしてると誰も自分を好きになってくれない。みんな、みんなの為にやりたくないこともやってるんだから、あなたもちゃんとしなきゃ。
そんな風に思って生きていたことに、
さっき気がついた。
それは無意識で、それは私にとっては当たり前のことで、思考回路がそうなっていたようだ。
「嫌だなー。やりたくないなー」
↓
そんなこと思ったら駄目だよー。
(ありとあらゆる方法で自分を説得する)
①相手の気持ちを考えてみる
②結果的にしたほうがプラスになる
③みんなも嫌と思いながらやってる
④今やってたほうが後々、楽
と、言い聞かせる。
↓
「だよね。やった方がいいよね」
(自分の説得に納得する。)
と言った感じ。
「嫌なものは嫌」でいいのに、嫌な気持ちを抱えたままやるという事が私にはできないようで、何とかして「私は嫌じゃないんだ!やってみたら面白いかもしれないからやるんだ!」と自らの意思でやっていると思いたかったのかもしれない。
それを繰り返してきたから、いつからか自分の本当の気持ちがわからなくなったんだと、さっき気がついた。
これを遡るとたぶん、2歳。
でもそこまで遡ると、たぶんキャシーが
「はいはいはいはい!今日はそこまでにしようねーー!はーーい!寝ようねーーー!それ以上はやめとこうねーー!」
って止めると思うから遡らないが、その事に気づけただけでも大きな1歩かなと思った。
この気持ち、この「自分が嫌だと思うことを、嫌だと思わないように説得してる自分」がいることに気づいていない人もいっぱいいるんじゃないかな?
「嫌だ」と思ったら、その「嫌」の気持ちは否定しないであげてほしい。嫌なものは嫌でいい。
あなたの中のキャシーに「嫌だよーー!やりたくないよー!」って弱音吐いて、見るからに嫌そうな腹立つ顔でやればいい。
そう思う。
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