毎日50文字の事実を書く練習3日目。「香川県のため池で白鳥と出会った日」
今日で3日目。
今日、ため池で白鳥に出会ったのでその時のことを書いてみたいと思います。
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「外に出てみてみる?」
旦那の仕事の付き添いで、ただただドライブについてきただけの私は、窓の外で黒いカモ達が遊んでいる貯め池を指さして息子に言った。
寒かったけれど、息子にとっては刺激的な瞬間になるかもしれない、そう思って声をかけたら
「うん!」
6歳の息子は嬉しそうに返事した。
その時はまだ車内で、窓の外にはまさか白鳥がいるなんて思わず、草花と貯め池の水面でビチャビチャと音を立てて動く黒い物体しかいなかった。
ガチャ
ドアを開けて、息子を車の外に誘い出す。
今日買ってもらったばかりのコートがめちゃくちゃ似合う男前の息子が嬉しそうに外に出てきた。
「気持ちいーねー」
少し寒いけれど、ずっと暖房の効いた狭い軽四ライフの中にいたせいか空気が気持ちよかった。
空..
池..
池の上に浮かぶ水草..
そして、カモ。
なーんにもない景色だけど、このほんわかした景色も好きだ。
そんな風に思って視界を左側に移すと、
白い物体が見えた。
ん?
「わぁぁ!!白鳥いてるよ!白鳥!!ほんまにいてる!」
このため池についた時に旦那が「白鳥とかおったらいいのになぁーー」と冗談で言っていたので、大興奮だった。
息子も「わぁ!!」と興奮しだした。
「行ってみよー!行ってみよー!」
嬉しそうに言う私に誘われて
嬉しそうについてくる息子。
先程まで遠くに見えていた池の左側に近づいてみた。
サーーーー
私達が近づいてきたのがわかったのだろうか。
1羽の白鳥がこちらに近づいてきた。
「...ほんまに白鳥や..」
さっきから「白鳥や」しか言ってない。
でかい。思ったよりでかい!
そして...
スーーーーーーー
もう1羽やってきた。
「わぁ!増えた!!」
2羽の白鳥は
ズベベベベベ...
と超高速で音を立てて池の水を飲んでた。
「めっちゃ速い..。
白鳥って、こんな高速で水飲むんや...」
1秒間でどれ程の水を飲んでいるのだろうか。なんだか速すぎて衝撃だった。
さらに...
シャーーーーー
もう1羽増えた!
もう、この頃には息子よりも私の方が大興奮。
そして追い討ちの4羽目。
「わぁぁ!めっちゃ来るーーー!!凄いねぇーー!」
「うんっ!!(息子)」
私の興奮に共感してくれる息子は大好きだ。
親子ふたりで観光地でもなんでもない ただのため池で大興奮していた。
そんな時に旦那が仕事を終えて戻ってきた。
「うわっ!白鳥ほんまにおるやん!!」
ここにも同じ感覚の人がいた。笑
旦那もおそらく初めて見たのだろう。
「えぇーー!首こんなに太いんやなぁー」
とか、
「これが空飛ぶんかぁーー」
とか、
「なるほどなぁー。スワンボートってほんとに再現されてるんやなぁ」
など、私とは少し違う観点で興奮していた。
「こんにちはー」
ご近所のお散歩してるご夫婦が声をかけてくれたので、すかさず「これって白鳥なんですか?」と旦那が聞くと
「あぁ、そやでー。白鳥やでー」
サラッと言って去っていった。
え、そんな普通におるんやね。
先程のご夫婦からすると、道端のハトやスズメを見て「わぁー!!」って興奮しているように見えたのかもしれない。
それほど、アッサリした「白鳥やでー」だった。
香川県には白鳥がいる。
しかも、割と普通にいる。
初めて知った日でした。
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白鳥...伝わったかな。
実は今日、白鳥のことを書くんじゃなくて別のことを書こうと思ってた。
今日あった めちゃくちゃしんどかったことを書こうと思ってた。でも、せっかくの白鳥との出会いも残しておきたくてこっちを書くことにしました。
めちゃくちゃしんどかった事は、一晩寝たら少し落ち着いたし、体調のせい(PMS)だと言うこともわかって、良かったのか、悪かったのか。これからずっと付き合っていく体質だと思うと、自分は生きれるのだろうかとかそんな事まで考えてしまうほどしんどかったけど、この「毎日50文字の事実を書く練習」があった事で、書いている間はそれを考えずに済んだので救われた気がしている。
小学生の娘が漢字ノートに漢字を書いて上手くなるように、私も「毎日50文字の事実を書く練習」を続けていきたいと思う。すでに3日目で挫折しかけてたけど。笑
最後まで読んでくださってありがとうございました。
また明日書きます!