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カウンセラーにとって必要なことは、空気を読むことではなく、「空気を壊す」こと。

こんにちは。
最強のパートナーはなです。


ライフコーチやマネジメント、四柱推命鑑定師やカウンセラー、オンラインスナックやサロン運営、webクリエイターなど10の事業を家でブン回す超在宅パラレルワーカーをしています。


今日は、私のメルマガにお届けしているコラムの中から、「カウンセラーのお仕事」におけるマインドをお届けいたします。


….✎……..



こんにちは。はなです。
ライフコーチやマネジメントの傍ら、「カウンセラー」としてもお仕事をさせて頂いています。

なんだかんだで、カウンセラー歴1年となりました。
そう言えば、最初の頃は上手く話せなかったな~とか、顔引きつってたな~とか、ニコニコしようと意識してたな~とか。

いろいろ考えすぎてたな、と思います。



今でこそ、一度話をするとリピーターとしてご指名頂けるようにもなってきたワタクシですので(ふははは)、カウンセラーとしてのマインドといいますか、「カウンセリング一生懸命やりすぎて、なんか上手くいかないカウンセラーさん」に、何か一つでもヒントをお送りできるかもしれない…と思って、書いてみることにしました。


注1)ここでいう「カウンセラー」とは、資格が必要な医療専門的カウンセラーではありません。私は現役「婚活カウンセラー」です。私のこれまでの経験を元に、独断と偏見による考察を書いていますので、参考程度に読んでいただけたらと思います。


①空気は読まない。むしろ、壊す。


現在、カウンセラーのお仕事をされている方、いつもお疲れ様です。
カウンセラーさんの中には、元々接客業のお仕事をされてきた方もいると思います。

飲食店やホテルマン、受付や販売業など、たくさんの人と接する中で、「もっと人と深く関わってみたい!」「人の悩みを聞く相談役になりたい!」と思って、カウンセラーとなった方も多いかなと思います。

先に大事なことをお伝えしますと、
「カウンセラー」と「接客業」は全くの別物

カウンセラーのお仕事は、お客様にニコニコする接客業とは違い、お客様の悩みを解決していくわけです。
どちらかというと、無言や沈黙、「うーん…」といった無表情の微妙な時間の方が多いと思っています。

・「笑ってもらおう」→いらない
・「楽しんでもらおう」→いらない

です。


元接客業をしてきた方にとっては、ちょっと酷な内容だったかもしれません。でも、これくらいのマインドでちょうどいいはずなんです。
元々接客業をされてきた方々は、“目の前の人に喜んでもらおう”という意識は無意識レベルで持っているので、👆これくらいのマインドで接しても、お客様には「いい感じの雰囲気」で伝わるので大丈夫です。


それよりも問題なのは、

「喜んでもらおう」として無難な返答をしてしまうことです。


接客のイメージって、「中身のない浅い会話」なんですよね。

ニコニコして、いい雰囲気で話すときって、「空気をいかに壊さずに会話を続けるか」に重きを置いているというか、「こんなこと言ったら失礼だよね」とか「こんなこと言ったら傷つけてしまうかも」とか、どうにかして目の前の方に不快な思いをさせないように意識しているというかなんというか…。

でも、カウンセリングって、その空気をあえて壊していきます。

「そうなんですね~うふふ」といった和やかな空気ではなく、「え、なんでそう思ったんですか?」と和やかな空気をぶち壊しにいきます(笑)

「そんなこと言ったら失礼かもしれない」のですが、失礼を承知でぶち壊していきます。だって、深層心理は空気を壊さなきゃ見えないから。

とはいえ、問い詰めるわけではなく、目の前のお客様を全肯定しながら、空気をぶち壊していきます。

「なぜそう思うのか?」
「なぜそう思うようになったのか?」
「きっかけはいつからか?」
「数十年前のことをいつまでも根に持っていないか?」
「周りの常識にとらわれていないか?」
「普通そうだよねと思っていないか?」
など、

お客様の声のトーンや表情、発する言葉の温度感を感じ取りながら質問を変えていきます(これは長年の経験と鍛錬により鍛えられた特殊能力なのでやり方は内緒♡)


その結果、

「そっか。そう思えばいいんですよね!」

という返答がほぼ100%です。



世の中には、いろんな考えがあります。
何が正しくて何が間違っているかをつい考えがちなのですが、私にとっては「全て正解」です。

その人にとっては「正解」。

Aさんにとって正解で、Bさんにとって正解じゃなかったとしても、
Aさんにとって正解なのであれば、それは”正解”なんです。


それを、きちんと認知させて、「AもBもあっていいんだ」と思うことで、「じゃぁ私はどっちを選ぶ?」を考えていけば、その方にとって正解なんです。


それを見つけるためには、「空気をぶち壊して、あなたが思う本当の正解」を引き出してあげることが大事かなと思って、カウンセリングしています。




コーチングでも同じ、営業でも同じ。
私にとっては人間関係においても同じやり方をとっています。



(今でこそ、こう思う私ですが、
カウンセラーやライフコーチを始めた当初は、「ニコニコしてもらわなきゃ」とか「ニコニコ話を聞かなきゃ」とか、「空気読まなきゃ」とか、「不快にさせてはいけない」とか「本質を伝えるとは言え、傷つけてはいけない」とか、そんな”余計なこと”ばかり考えていました。

元々クールな方で、真顔だと冷たい空気感があるらしく(水瓶座)、子供の頃から「ニコニコしてなくちゃ」は染みついていて、後々どっと疲れる方です。今もたまに気を抜くとニコニコして話を聞かなきゃモードになってしまうので、意識して「ニコニコしなくていいよ」と自分に言い聞かせています。)



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