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5ヶ月の子猫2匹との引っ越し③最終回


引越し当日運んだもの

ついに家が決まり、そこからはあっという間でした。
引越し業者さんを使わないことにしたため、荷物をどの順番で運ぶか決めたり、お手伝い要員(友人)を確保したり…今思えば、素直に業者さんに頼るべきだったかもしれません。笑
こまめに荷物を運ぶ必要があったため、まず初めに↓を運び込みました。

  1. 猫たち(別々の猫バッグ)

  2. キャットタワー

  3. 猫トイレと砂

  4. 猫のごはん入れ

  5. 爪研ぎ

  6. 猫が好きなブランケット

  7. 猫のおもちゃ

どれだけ猫ファーストなのでしょう…。
猫たちが新天地でできる限り戸惑わないで済むよう、入念なイメトレを重ね、当日さっと運び込みました。
猫を運ぶことに必死になり過ぎて、ビビの頭にコーヒー(冷)をぶっかけたことは、ここだけの秘密…☕︎(お風呂入れたのに)

猫の運び込みに成功!

そうこうして、猫と猫道具一式を無事車で新居に運び込むことができました。旧家から新居までは車で10分程度のため、特に心配はありませんでした。

てん「ここはどこ…」

引っ越してからの猫たちの様子

人間の努力により、トイレやご飯、キャットタワー等が迅速にセッティングされたことにより、猫たちは狼狽えるよりも好奇心が勝っていたように見えます。
早速キャットタワーに登って外の景色を眺めたり、前の家にはなかった階段を楽しんだりしていました。

キャットタワーを城にするねこず
階段を駆け上がってやるぜ

そして起こる大事件

初めは特に問題なくいつも通り過ごしていた猫たちですが、引越して1週間程経った頃、ビビが突然ゲーッと吐きました。
大きくなり毛も抜けてきたので、毛玉を吐くようになったかなあと呑気に考えていましたが、その後も何回か吐いてしまい、様子を見ていました。

少し落ち着いたかなと思ったところで、なんと次はてんが盛大に吐きました…。
ふたりともご飯もお水も口にせず、普段取り合っているちゅーるさえ全く見向きもしませんでした。これはふたりでいたずらして何か変なものでも食べたか!?と思い、翌日病院に連れて行ったところ、環境と気温の変化から来るものではないか、とのことでした。(ちょうど急激な冷え込みの時期でしたので…)

当日吐き気止めと食欲促進の注射・点滴を打ってもらい、4〜5時間でごはんも食べ始めるとのことでしたので、ひたすら様子を見続けていました。

しかし丸1日経ってもまだ1口もごはんを食べず、吐き気もおさまっていない様子で、フラれた高級ごはんやちゅーるが虚しく冷蔵庫に増えていく一方でした。
何もしてあげられない辛さと不安で私もへろへろになっていたため、もう一度病院に連れて行き、再度注射と点滴を打ってもらいました。また、とにかく栄養を取らせないとということで、子猫用の粉ミルクとシリンジをいただきました。

結果的に、粉ミルクが効いたのか注射と点滴、処方された薬が効いたのか分かりませんが、ふたりともふとカリカリをほんの少しずつ食べはじめ、そこから徐々に回復していきました。
3日半ほどごはんを食べず、普段走り回っている子たちがずっと静かに寝ているだけだったこの事件は、ここ数年で1番焦った出来事でした。「猫が体調を崩したので仕事を休みます。」と会社に言いました。(本当)

猫は環境の変化に弱いということを痛感しました。

王ですか?

猫との暮らしをやめることはできない、という話

猫たちとの暮らしは、楽なことばかりではありません。
大事なものは壊されるし、壁はボロボロにされるし、買ったばかりのカーテンも穴だらけにされます。夜中でも早朝でも関係なく用事があれば起こしてきます。
それでも、全部を許せるくらいには猫は可愛くて尊い生き物ですし、イメージとは違い、とても心を通わせることができます。
猫の魅力は、言葉では言い尽くせないものです。

今回の引越しも、時間・労力・お金が大いにかかりましたが、猫のためなら何も惜しくありませんでした。
何が言いたいかというと、猫は生まれてから天国に行くまでかわいい瞬間しかなく、最高の生き物です。そして私はその生き物を全力で守りたいと思ってしまっています。
そのため、少しでも多くの猫が幸せに生きられるよう、今日も世界中の全ての猫の幸せを願いながら眠りにつきます。


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猫のいるしあわせ

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