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壮月。


燃ゆる世に
生まれし生命
壮健な産声


されど揺蕩う
陽炎にさえ
爪痕残せぬ
刹那の燈火


それでも巡り
廻り還って
輪と成す生命よ


あの世で交わした
邂逅の約束
たとえ今世
記憶になくとも


果たさんと行く
灼熱の道
望むのはただ


魂の昇華
そして










あなたのもとへ
還ること









盛大に歌え
生命を歌え


愛を叫ぶは
宇宙の光輝


盛大に歌え
生命を歌え


たとえ独りになったとしても
勇ましいその生命


誇らしくあれ
壮月朔日








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毎月、朔日(さくじつ・ついたち)
に、その月の異名から、
インスピレーションを受けて書く詩。

今月は8月の異名、壮月(そうげつ)。


勇ましく、蒼穹目指す向日葵に、
眩しい生命を見た、
奇跡の夏に捧ぐ。




flag *** hana


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