『今こそ、韓国に謝ろう そして、「さらば」と言おう』(百田尚樹)を読んで日韓関係を見直そう 日本は韓国に良いこともした

百田尚樹さんの著書『今こそ、韓国に謝ろう そして、「さらば」と言おう』。

タイトルに惹かれて購入しました。

一見すると「日本が韓国に対して悪いことをしたから、韓国に謝ろう」といいたいのかと捉えられますが、そうではありません。

#日本 は、#韓国 に対して良いこともしてきました。

それなのに、なぜ、その良いことが韓国や日本であまり知られていないのでしょうか。
それは、日本が #大東亜戦争(#太平洋戦争)で負け、敗戦国となったからです。
勝者は普通、負けた側の非をあげつらい、あの手この手で下げようとし、たとえ良いことをしていたとしても、それを取り上げて賛美するなんてことはしません。

理不尽とはいえ、負けるとは、そういうことでしょう。

しかし、いかに敗者といえど、人権まで剥奪されることまでは許されません。

間違いがあれば、堂々と主張しなければなりません。

最近は変わってきたとはいえ、日本はこれまで、中国や韓国へ謝るだけでなく、援助もしてました。

本書は、そのような間違った謝り方をしてきた過去の日本の横っ面をひっぱたく啓蒙の書といえるでしょう。

文庫本まえがきに、日本と韓国の間にある”誤解”を端的に示す文があるので、ご紹介します。


P10

 はたして日本はそれほど酷い恨みを買うようなことをしたのか、と見直してみると、実はしていたのです。だからこそ、七十年以上経っても、こんな目に遭うのです。すべては日本が悪かったのです。
 しかし、読者の皆さん、絶対に誤解しないでいただきたいのですが、私たちの父祖は朝鮮人の土地も奪っていませんし、名前も奪っていませんし、言葉も奪っていません。女性を強制連行して慰安婦にしてもいませんし、男性を強制労働に従事させてもいません。それらはすべて韓国人の勘違いです。
 それどころか、私たちの父祖は、併合時代の三十五年間に、おびただしいお金と労力をつぎ込んで、貧しかった朝鮮半島を豊かな国土に変えました。学校を建てて子供たちを教育し、工場やビルを建て、近代的産業を発展させ、鉄道や電気を全土に振り巡らせました。また荒れ地を耕して耕地面積を倍にし、朝鮮人の人口と平均寿命を約二倍にしました。そして朝鮮半島の生活水準および文化レベルを一気に引き上げてしまったのです。
 それは良いことをしたのでは……と思われるでしょうが、実はそれこそが問題だったのです。それらはすべて私たちの父祖が、朝鮮人の意向も聞かずにやったことでした。私たちの父祖が良かれと思ってしたことは、彼らにとってはすべて「余計なお節介」だったのです。

『今こそ、韓国に謝ろう そして、「さらば」と言おう』(百田尚樹)/飛鳥新社

百田尚樹さんは、なぜ、「韓国に謝ろう」と言っているのか、これでおわかりになりましたでしょうか。

日本は、韓国に良いこともしましたが、それが「余計なお節介」だったのです。

韓国に近づいて、韓国の近代化に力を尽くさなければ、日本は今、韓国にこれほど嫌われる国にはなっていないかもしれません。

日韓の文化的交流は進んでいるようにも見えますが、韓国の大統領はこれまで、どの大統領を見ても、反日を基本姿勢ときました。

一国の長がこのような態度では、国民も日本に対して誤った認識を持ち続けてもおかしくありません。

韓国はこの先もずっと反日を続けるのかもしれませんが、少なくとも、日本人の間だけでも、「日本は韓国に良いこともした」ということを広めていく必要があります。

「戦前日本は、韓国人に対して酷いことをしたから謝り続けなければならない」
このような誤った認識をなくしていくため、一緒に本書を開き読んでいきましょう。


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