しめ縄とへその緒~子宮という宇宙へと

雨模様の天候でしたが

たくさんのお友だちと一緒に
姉弟ふたりで行ってきた
『稲刈り体験遠足』



肝心の稲刈り体験は、
雨のため中止でしたが

ソラは、この稲刈り体験の前に
田植え体験もしていたので


収穫されたお米でつくったおにぎりは
格別だったと思います。



おにぎりをはじめ、だんご汁や
果物や、普通におかずなども
ふるまわれて



農家の方々に
たくさんのおもてなしを受けた
こどもたちです。








中止になった稲刈り体験の代わりに

屋内で
しめ縄作りをさせて
いただきました。







目をキラキラさせて
持ち帰ってきたそのしめ縄は


3つ。


稲の穂先が揺れる、シンプルなしめ縄


わたしが想像していたのは

お正月の飾りしめ縄だったので、

そのシンプルな紐状の形に
逆に力強さを感じました。






ソラは、飽きたのか、
難しかったのか

途中で作ることをやめてしまった
しめ縄を


ヒカリが、引き継いで作成したようです。




あれ?3つ?

と、きくと



『わたしと、ソラと……
赤ちゃんの分』

というでは
ありませんか(≧∇≦)





来年始めごろか年末あたりに
産まれる
まだ見ぬ赤ちゃんへ



彼女なりに想いを馳せて
作ってくれたんだろうな…✨




しめ縄は、

神社はもちろん、岩や樹木など、

神様が宿る、とされる
場所に飾りますよね。



もともとは、

天の岩屋に御隠れになった
天照大神が

八百万の神様たちの騒ぎを確かめようと
岩戸からそっと様子をお伺いしたことから

神様たちは
二度と御隠れになれないように
岩戸を閉めて、しめ縄で岩戸を縛った
されています。






また、

しめ縄は


不浄なものや災いをもたらすものが
入り込まないように
結界を張る意味で
飾る場合もあります。





しめ縄は、
あちらの世界とこちらの世界を
繋いで

かつ、隔てて分離


結合しているけど
決して交ざることはないような


そんな、境界線的役割を
果たしているようにも
感じます。









大地に根をはり

太陽と水で立派に成長した
弾けそうなお米の粒
ひとつひとつに



神様がいて




たくさん実った揺れる稲穂に
耳を済ませると


微かな『さらさら』



力強い
収穫と豊穣の音色を奏でます。














そして、

3つの細長い紐状のしめ縄が


まるで、

へその緒のように


わたしのお腹へと
繋がっているような


そんな感覚まで……





言葉にできないけど、
すごい感動に


ひとりウルウルと………(ToT)笑







自分達姉弟と赤ちゃんのために
ヒカリが編んでくれた
しめ縄に、






ヒカリとソラの
健やかな健康を祈り





子宮のなかの宇宙と繋がって



豊穣の神様に
手を合わせましょう…

*hana*

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