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【日本文化と東アジア】A評価 京都芸術大学 アートライティングコース

京都芸術大学通信教育部 芸術学部芸術学科アートライティングコースで5年間の学びを終え、少しずつですがライターの仕事をしています。

今回、5年間の学びの中で「S評価」と「A評価」だったレポート全文を有料で公開してみようと思います!皆さんの学びや参考になれば嬉しいです。
※コピペ・著作権の侵害となる行為はご遠慮ください。

【日本文化と東アジア】 A評価 88点 ※参考文献の記載なし

「日本文化と『唐物』」というメインタイトルで、以下のとおりレポートを書いてください(①、②両方を書いてください)。
①    「唐物」とは何かを、テキストを読んで説明してください。
②   ①をふまえて、「『唐物』という観点から見た日本文化の特徴」または「日本文化や日本の美意識 における『唐物』の役割」のどちらかを選び、テキストの内容を参考にして論じてください。(2,200 字程度)

 日本文化と『唐物』
 ➀島尾新によると、「唐物」とは、中国及びその他の外国から輸入された美術品全般の事を指し、厳密に中国・朝鮮などの地域名を定義したものではないと言う。(島尾 2016)
 日本は外国の文化を吸収し、自国特有の文化を構築する事に長けており、その供給源となった中国や朝鮮が日本に与えた影響は極めて大きい。その証拠に、外国の文化を貪欲に取り込んだ結果、「日本製の唐物」と呼ばれるまでになったものさえ存在する。それは、例えば「唐紙」や「唐絵」である。唐絵は、平安時代には中国風を主題とした絵を指していたが、その後、鎌倉

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