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ヨガ八支則 最終ステップ


 Dharana  ダーラナ (集中)

なにか1つのことに集中すること。
対象物に心を集中させる。
まだ対象物と自分が別物である状態。


ここから「ダーラナ」「ディヤーナ」「サマディ」の3段階は瞑想における心の流れであり、瞑想状態の深さの程度が異なります。残りの「ディヤーナ」「サマディ」もご紹介していきます。




Dyana  ディヤーナ (瞑想)


瞑想状態。サンスクリット語で瞑想の意味を示します。意識が努力なしに深く集中している状態です。
prathyahara(制感)とdharana(集中)が深まっている状態。

自分の心が穏やかな状態に集中した先にあるもの。

集中の対象物と区別がつかず自分と一体化している状態。




Samadi サマディ (三昧)

ヨガの最終目標となる悟りの状態。煩悩から開放。瞑想がさらに深まり、集中の対象との一体感を感じて至福に満ちている状態。


サマディまで来ると、ものごとを俯瞰して見られるようになるといわれています。


最終ステップである瞑想段階はサンヤマと言われ下記のように段階的に深まっていきます。

対象に集中

没頭する状態がつづく

本来の自分とコンタクト

というような流れでヨガの最終目標であるサマディに辿りつきます。まずはライフスタイルの中に、5分でも座ってゆっくり気持ちを落ち着かせる、一つに集中する時間などを取ってみることをおすすめします。



サマディの状態になる為には今まで紹介してきたステップを何度も繰り返し練習していくことが大事です。そうすることで周りの環境に振り回されない自分軸を確立していくことができます。


これまで紹介してきた八支則ですが、難しい言葉やよくわからないところは無理に分かろうとしなくてもいいと思います。ただヨガ哲学の考え方を人生を楽にいていくヒントとして日常生活に取り入れてみてはどうでしょうか?
今まで悩んできたことが意外と簡単に解決したりするかもしれませんよ!





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