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2020年上半期に読んだ本を全部晒す

僕が2020年の1月から6月までに読み終えた本を全部列挙します。

なぜ、こんなことをするのか

「本棚を晒すのは恥ずかしい」というのが、読書家たちの共通認識のようです。
本棚を見られると、自身の心の内を覗かれているような気分になるのでしょう。

でも、読んだ本を全部晒すのは、本棚を見られるよりも恥ずかしいと思うのです。
それこそ、露出プレイみたいな羞恥心に駆られます。
ならばなぜ、こんなことをするのか。

それは、「一人羞恥プレイをしたいから」ではありません。
僕は今後、このnoteで読書に関することを書いていきたいと思っているので、その前に自分の読書生活の質と量を晒しておくのがフェアであると思ったからです。

よく、「上半期に読んだ本の中で、おすすめな本ベスト5」みたいなブログ記事を見かけますが、その人がどんな読書生活をしているのかが分からなければ、どんな志向(ないしは嗜好)で、どんなレベルなのかが分からず、参考にして良いのかどうかも分かりません。
このため、まず自己紹介代わりに、自分の読書生活を晒すのが良いと思ったのです。

これが2020年上半期に僕が読んだ本のすべてだ

【1月】
深井智朗『プロテスタンティズム』(中公新書)
木内登英『決定版 リブラ: 世界を震撼させるデジタル通貨革命』
濱野ちひろ『聖なるズー』
布留川正博『奴隷船の世界史』(岩波新書)
倉谷滋『地球外生物学』
岡田清一『相馬氏の成立と発展』(中世武士選書)
赤坂憲雄『ナウシカ考』
野口久美子『インディアンとカジノ』(ちくま新書)
大石始『奥東京人に会いに行く』
原武史『地形の思想史』
森本あんり『キリスト教でたどるアメリカ史』(角川ソフィア文庫)

【2月】
川上和人『鳥の骨格標本図鑑』
松原始『鳥マニアックス』
スティーブン・ピンカー『21世紀の啓蒙』上巻
羽根田治『十大事故から読み解く 山岳遭難の傷痕』
角幡唯介『エベレストには登らない』
平山裕人『シャクシャインの戦い』
レイ・フィスマン、ミリアム・A・ゴールデン『コラプション』
中村啓信訳注『古事記』(角川ソフィア文庫)
西本昌司『東京「街角」地質学』
大橋弘一『日本野鳥歳時記』
松原始、植木ななせ『カラスの毎日』
渡辺佑基『進化の法則は北極のサメが知っていた』(河出新書)
呉座勇一『日本中世への招待』(朝日新書)

【3月】
安渓遊地『調査されるという迷惑』
遠藤秀紀『東大夢教授』
今谷明、天野忠幸 監修『三好長慶』
松本ハウス『相方は、統合失調症』
田上孝一『マルクス哲学入門』
山本貴光、吉川浩満『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。: 古代ローマの大賢人の教え』
スティーブン・ピンカー『21世紀の啓蒙』下巻
ブリット・レイ『絶滅動物は甦らせるべきか?』
大木毅『戦車将軍グデーリアン』

【4月】
山田哲哉『奥多摩 山、谷、峠、そして人』
小林登志子『シュメル』(中公文庫)
土屋健『アノマロカリス解体新書』
三遊亭円丈『ろんだいえん』
日経コンピュータ編集部『みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」』
藤原治、斎藤眞『トコトンやさしい 地質の本』
小谷野敦『哲学嫌い』
小泉武栄『日本の山ができるまで』
神野正史『世界史劇場 ロシア革命の激震』
清家弘治『海底の支配者 底生生物』(中公新書ラクレ)
塩野七生『皇帝フリードリッヒ二世の生涯』上巻(新潮文庫)
塩野七生『皇帝フリードリッヒ二世の生涯』下巻(新潮文庫)
池上俊一『動物裁判』(講談社現代新書)
鴨長明『方丈記』(岩波文庫)
仲野徹『こわいもの知らずの病理学講義』
ダグラス・マレー『西洋の自死』
永田希『積読こそが完全な読書術である』
小林朋道『先生、大蛇が図書館をうろついています!』
筒井功『アイヌ語地名と日本列島人が来た道』
北海道新聞野生生物基金 (編集)、北海道新聞社(編集)『となりの野生ヒグマ』
松原始『カラスは飼えるか』

【5月】
ヴァル・マクダーミド『科学捜査ケースファイル』
佐々木健一『Mr.トルネード』
田宮俊作『田宮模型の仕事』(文春文庫)
田村尚也『用兵思想史入門』
飯田洋介『ビスマルク』(中公新書)
村上春樹『猫を捨てる』
池田譲『タコの知性』(朝日新書)

【6月】
マイケル・ハワード『ヨーロッパ史における戦争』(中公文庫)
藤井保文、尾原和啓『アフターデジタル』
平川新『戦国日本と大航海時代』(中公新書)
海部陽介『日本人はどこから来たのか?』
大島明秀『「鎖国」という言説』
石井妙子『女帝 小池百合子』
佐藤信(編)『古代史講義』(ちくま新書)
河上麻由子『古代日中関係史』(中公新書)

これが何の役に立つのか

端的に言って、何かの役に立つということはありません。

僕自身が、成功者でも何でもないですし、むしろニートみたいなの底辺生活を送っているので、「ビジネスに役立つ読書術」みたいなものの真逆だとお考えいただくのが良いと思っています。


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