モンタナの目撃者

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森林消防隊員演じるアンジェリーナ・ジョリーがエイダン・ギレンとニコラス・ホルト演じる暗殺者に追われるサスペンス映画。
全体的に大物俳優が多く出演しているので面白い。
森林消防員のハンナ（アンジェリーナ・ジョリー）は、過去に自分のミスで仲間と救助者の子供たちを目の前で亡くしたために心的外傷を受けていた。
勿論、ハンナだけの責任ではないのだが、回想シーンに現れる過去の快活で朗らかな笑顔は無く、いつも沈鬱な表情をしていた。
ハンナは、企業の重大な秘密を握るオーウェンの息子コナーを匿うことになる。
オーウェンはコナーに情報を託し既に殺害されていたが、コナーがいないことに気付いた暗殺者たちは追跡の手を緩めることない。

暗殺者役のエイダン・ギレンとニコラス・ホルトの非情っぷりが良く、一般人であろうとも無慈悲に殺害する。
特にニコラス・ホルトは善人役が多いので、こういう悪人を演じている姿は新鮮に感じる。

武器も経験も勝る暗殺者に知恵と勇気で立ち向かうハンナとコナー。
そこに保安官の夫妻も助けにくるが、暗殺者たちは遂に森に火を放つ。
ハンナはトラウマを乗り越えコナーを救うことが出来るのか。

全編緊迫した場面がつづくので飽きることなく最後まで観ることが出来るだろう。

人を選ばずにオススメできる映画。