ギャップ萌え（2個中の1個目）

ピンク「うわーーーーーー」

緑「わ、びっくりした。」

黄「猿が落ちてきたよ。木でもあんのか？？」

ピンク「あるよ。あると思っておいてくれ。」

黄「見えんよ？」

ピンク「普通の猿にはね。俺位すげぇ猿になると見える。何なら服も着てる。」

黄「色々やべぇな。王族の血継いでんのか？」

ピンク「いや、もう体痛ぇんだよ。てか恥ずかしいし。」

緑「木から落ちない猿が落ちて恥ずかしがってたら…それはもうギャップ萌えなのか？」

黄「ギャップであっても萌えてはないよね。ただのギャップ？」

ピンク「ギャップですら無いよ。すでにことわざ。」

緑「ギャップがあっても萌えてくれんのか？猿は？」

黄「違う違う。そもそもギャップ萌えは、ギャップが前提じゃなくて、萌えが前提なんだよ。」

ピンク「と言うと？」

黄「例えば、萌えの対象として名高いハムスターだ。あいつら寝てても萌えるで。」

緑「飯食ってても萌えるな。」

ピンク「回し車回してても萌えるな。」

黄「だろ。普通の事してて萌えるんだから、たまに予想外の事しても…？」

緑「萌えるな。」

黄「その点猿は萌えにくい。猿が普通に猿の生活しててみ？どう思う？」

ピンク「猿だなあ。」

黄「バナナ以外の物食っててみ？」

緑「そら、バナナだけ食ってるわけじゃないよな。と思う。」

黄「予想外の事したら？？」

ピンク「意外だなあ。猿もそんなことあるんだね。」

黄「な。そういう事。」

緑「悲しい運命背負っちゃったね。」

橙「そう！その通り！そして、ギャップでは萌えていないと言う、もう一つの隠された真実がある！！」

ピンク「おらんと思ってたら急に出てきた…」