多読学習は英語×興味 ~私の場合~
先日の投稿で、英語多読は背伸びせず難しく考えず、シンプルに自分の興味関心のある内容を読んだほうが上達するという話をしました。
「英語×好き」の組み合わせが英語力アップの一番の近道なのです。
がんばらない英語多読
https://note.com/hamuko080601/n/n800606245f48?sub_rt=share_pw
そういうわけで、私の「英語×好き」を紹介してみます。
はむこの英語×好き
英語×吉本ばなな
吉本ばななさんは「キッチン」や「TUGUMI」などの小説作品で有名な方で、私の一番好きな作家さんです。
生と死、生きる喜びと悲しみ、喪失からの再生などをテーマにした物語が多く、感性豊かで繊細な筆致が特徴。
内容は哲学的で深みがあるけれど、お話の雰囲気には優しく包み込むような柔らかさと大らかさがあり、さらりと読めてじわっと沁みる作風です。
彼女の作品は世界中で翻訳され多くの海外ファンから愛されており、もちろん英訳版も出版されています。
大好きなばななさんの世界観を英語でも味わってみたいと思い、英訳版の作品でkindle版が出ているものは全て購入して読みました。
どれも原文の川がさらさら流れるような滑らかなテンポはそのままに、瑞々しい情景描写や作者独特の感覚的な言い回しが美しい英文で表現されています。
英語×片付け
2024年の年明けからミニマリストを目指し始めました。
今はまっているのは片付け、整理整頓、ミニマリズムなど、シンプルなライフスタイルについてのハウツー本。
片付け(decluttering)は全人類共通のテーマであるらしく、海外でも多くの書籍が出版されており、英語で書かれたものも充実しています。
英語圏の代表アメリカといえば、資本主義・消費社会の中心というイメージですが、競争に疲れ所有に飽きた人々の間でミニマリズムや断捨離が受け入れられつつあるのでしょうか。
自己啓発本など実用書の英文は小説よりも身近で具体的なうえに、同じ主張を何度も繰り返して強調したりしているので、多読初心者の方にも意外と読みやすいと思います。
英語×グルメ小説
食を題材にしたグルメ小説って、凝った料理の描写が美味しそうで楽しいし、読後感が良くて温かい気持ちになれるので大好きなんですよね。
英語では“Foodie Novel”というそう。
食べる喜びは全世界共通なので、英語の小説でも食べ物が出てくるだけで一気に遠い国の人たちに親近感を感じます。
女性を主人公とした作品が多いので、海外女子の日常を垣間見たり、悩みに共感したりできるのも面白いです。
英語×歴史
高校の頃は英語以上に世界史が得意科目だった歴史オタクです。
特に16~18世紀の王政期のヨーロッパ史が大好き。
西洋史に関する書籍は当然ながら洋書のほうが充実しており、日本語では出会えないマニアックな情報に触れられるのが楽しいですね。
今年読んで面白かったのは、マリー・アントワネットの伝記小説。
英語×BL(ボーイズラブ)
長らく腐女子をやっているんですが、海外ゲイロマンスに手を出し始めたのはついこの間です。
それは、最近電子書籍に切り替えたから。紙の本で買う勇気がなかったのです(笑)
海外のBLって「ゴリマッチョ×ゴリマッチョ」一択という勝手なイメージがあったんですが、意外とそればかりでもないようですね。
以上、ざっと挙げてみました。
皆さんが自分の「英語×好き」を考える参考になれば幸いです。
気軽に楽しくもりもり多読しましょう♪