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さくら舞い散る春の雨♯前進

年末年始世の中の人は、休みや年越しで楽しんでいるけど俺も楽しんでいる?いや楽しんでいないのかもしれいけど楽しんでやらないと自分なりのプレーができないと思っている…
俺はここでやり遂げなければならない

選手宣誓
愛知県代表 乃木田高校 ■■○

○「はい!」
「まず初めにここまでに来るまでに色んな人の協力があり私たちはここでサッカーが出来ると思っています!本当にありがとうございます」

「そして本来なら主将が選手宣誓をするのですが私がどうしてもと言いやらせていただきました」
「今 病気などで戦っている人もいると思います何か辛いことがある人達がいると思いますそれでも私たちのサッカーを通して少しでも元気になってもらいたいと私は思っています!」
「私達は正々堂々と戦いますので皆さんの声援でもっと力になれます!なのでどうか応援お願いいたします!」
                                  乃木田高校 愛知県代表  ■■○

パチパチパチ   パチパチパチ
会場からはこれでもかと言うぐらいの声援や拍手をもらった

監督「いい宣誓だったぞ」

○「ありがとうございます」

キャプテン「俺ではあれは無理だな」

○「まあ確かにな」

キャプテン「おい!」

そして俺たちいや さくらと一緒に想いながら戦いは始まりを告げたのだ

そして開幕戦の緊張もみんなありあまり思うようにいかなかったが何とか勝ち1回戦勝ち進める事ができた

キャプテン「何とか勝てたがこれで満足してなよな?」

チーム「おおおお!」

監督「○お前に取材だ」

○「え?分かりました」

俺はテレビの取材を受けることになった

アナ「お疲れ様です試合の後で疲れているのに申し訳ございません」

○「いや大丈夫です」

アナ「試合の方は順調に勝ち進みましたね!」

○「そうでもありません皆緊張していたせいか思うように動けてないところもありました」

アナ「そうですか…でも○君の2得点で勝ち進めたとみんな思っています」

○「そうですね後半 緊張が解けたのかいいパスが来て良いシュートが打てました」

アナ「なるほど」
「話は変わりますがJリーグの方から色々スカウトもらってるみたいですがもう何処か決めたのですか?」

○「話変わりすぎですよ!まだその情報流れてないんですか?」

アナ「ええそうですまだという事はどこか決まったんですか?」

○「決まりましたよ!でも優勝するまでこのまま秘密にしておきます^^」

アナ「えっ…」
「分かりました…最後に何か言うことはありますか?」

○「まぁ特にないですかね?」
「強いて言うならさくら決勝の舞台でまってるぞ!では失礼します」

アナ「さくら?どなたですか?ってもういない…」

取材も終わりホテルに戻ってきた
📞プルル

○「もしもし」

井田「もしもしお前面白いこと言ったな」

○「何も面白いこと言ってないわ」

井田「いやいやあれは世間を騒がせるぞ明日に沢山新聞でるかもな」

○「俺そこまで有名じゃないから!」

井田「またまた」

○「悪い誰からか着信かかってきた」

井田「了解 頑張れよ」

○「はいよ!」

ガチャ

○「すみません電話してて」

さくら父「○君今電話いいかな?」

○「はい大丈夫です」

さくら父「そうか飛鳥ケータイ借りて電話させてもらってるよ」

○「そうですよねお父様に教えてないと思ってたのでそれで話とは?」

さくら父「あぁ○君 どうしてあんな事したんだ?」

○「それが俺に出来る精一杯の感謝だったのでファン1号の方に^^」

さくら父「ハッハッハ面白いこと言うね君は」

○「何も面白いこと言ってないですよ!俺の初めての一目惚れの人を助けたいと思っただけです」

さくら父「そうか…本当にありがとう」

○「いや感謝するのはこっちの方です…こんなにもやる気になってるのはさくらのおかげですので」

さくら父「わかったじゃまたな」

○「はいでは失礼します」

飛鳥「ちょっと待った!」

○「飛鳥さん!どうしたんですか?」

飛鳥「どうやってさくらをアメリカの病院に連れて行くこと出来たの?」

○「お父様でも聞いて来なかったのにそれ聞きます?」

飛鳥「姉として聞かせてもらいます」

○「強い権限だ!それはですね…」
「募金です!」

飛鳥「えっ?募金」

○「はい!なので俺がお金を出している訳では無いですからね」

飛鳥「私はてっきり契約金を出したのかと…」

○「契約金だけでアメリカで治療させることできないですよ!」

飛鳥「でもあんな大金すぐに集まる訳では無いでしょ?」

○「そりゃそうですよ」
「でも、数ヶ月で集まりましたね」

飛鳥「どうやってそんなに早く集めたのよ?」

○「あれ飛鳥さん新聞見ない人ですか?」

飛鳥「あまり見ない…」

○「それなら分からないですね…さくらだったら見てましたよ」

飛鳥「え?」

○「スポーツ新聞インタビューでお願いしたんです」
「俺の大切な人の為に少しでも募金に協力お願いしますってそしたらとあるJリーグチームに目が止まって相当な募金をしてもらったんだよ」

飛鳥「そうだったのね…じゃもしかしてそのJリーグチームと契約を?」

○「そういう事です!」

飛鳥「でもねいくらなんでもそんな大金ね…」

○「出しますよだって全国選手権優勝する将来有望なストライカーの頼みですもん^^」

飛鳥「凄いこと言うねまだ優勝もしてないのに」

○「しますよ優勝」

飛鳥「期待してるありがとうね」

○「いえでは、また」

そうして電話を切った
さくらがアメリカに治療に行ったが必ず治るとは限らない飛鳥さんやさくらのお父様もそれをわかっているうえで電話してると思うでも俺はそれで少しでも可能性があるなら後悔する前に行動に移したいと思いこのような事をした自分に悔いはない後は優勝だけだ!

ご覧いただきありがとうございます
ゴールデンウィーク突入!

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