さくら舞い散る春の雨♯真実
飛鳥さんに出かけてもらい俺は、さくらさんと2人で話す事になった
さくら「…」
○「…」
さくら「すみま…」
○「謝ってはダメですよ」
さくら「えっ?」
○「当たり前じゃないですか人には誰にだって言いたくない事だってあるもんですもん」
さくら「それでも○先輩には、言えば良かったと思ってた…」
○「じゃあ今 よろしければ説明してくれませんか?」
さくら「はい…」
そして俺はどうしてさくらさんが入院しているか聞いた
さくら「まず私は生まれつき心臓が弱くてちょくちょく学校を休んで病院に入院してました…」
「でも中学生になる頃ちょっと病気が悪化してしまいここの病院に来たんです…病院生活で退屈だった時にこの窓から桜を見ている○先輩を見たんです」
「そこから気になりすぎて色んな人に聞いたりして○先輩の存在を知りました…先輩を調べるのは簡単でしたあまりにも有名過ぎて^^」
「私は○先輩に会うことが目標でこの病院生活も頑張って来ました…同じ高校に入るためにも沢山勉強しました」
「入学式の時○先輩を見た時どうしていいかわからなくて下向いて歩いていたらぶつかってしまったんです…」
○「そういう事だったのね^^だから俺の名前とかも色々分かってたんだ」
さくら「はい…」
○「ありがとう^^」
さくら「え?」
○「俺なんかのファンでいてくれてさくらさんの力になれてて良かったよ」
さくら「はい!どこに行っても私は応援し続けます」
○「そりゃ選手権優勝しないとな見に来てね^^」
さくら「…」
○「さくらさん?」
さくら「行けないです…」
○「どうしてよ?」
さくら「まだ調子よくないんです…だから月曜日に1週間分の勉強プリントを取りに行くだけ許されたんです」
○「だから月曜日の朝だけあったんだ…」
さくら「はい…」
○「でもこの2週間月曜日も会わなかったよね?」
さくら「あの出かけた後調子悪化してしまって行けなかったんです」
○「え…じゃあ俺が無理して誘ってしまったから…」
さくら「それは違います!私が行きたいと思って行ったんです!」
○「そうなのでも…」
さくら「そんな顔しないでください私の努力無駄にするんですか?病院の先生の許可とるの大変やったんですからね^^」
○「あぁ…よし!分かった選手権必ず出て全国優勝するからさくらさんも頑張ってよ!」
さくら「○先輩にそう言われたなら私頑張んないとだね^^」
○「うん」
コンコン
さくら「はーい」
飛鳥「話盛り上がってる所悪いけどそろそろ時間なんだな」
○「えっ!もうこんな時間ですか…すみません」
「じゃあさくらさんまた来ますね!」
さくら「サッカー優先させてください!サボってきたら私 会いませんから」
○「あ…はい部活早く終わった時とか来ます」
さくら「はい!楽しみに待ってます^^」
○「では、また」
さくら「また^^」
そして俺は病院を出たそしたら飛鳥さんに呼び止められた
飛鳥「おい!変態」
○「いやその呼び方は、やめてくださいよ…それよりなんか話あるんですか?」
飛鳥「ある!まずありがとう」
○「え?」
飛鳥「さくらがこうやって頑張ってるのは、あなたのおかげたがらしかもあなたに会って久しぶりに笑顔見たから」
○「そういう事ですか俺なんかで頑張ってもらえるなら俺も頑張んないとな」
「そういえばさくらさんを選手権の決勝の舞台で見せてあげたいんですけどダメですか?」
飛鳥「…それは私も見せてあげたいけど…」
「さくらが許してる相手だから教えてあげるよでもさくらには、言わないでよ聞いたって」
○「はい…」
飛鳥「さくら1年の生存確率が30%なの」
○「え…」
俺はそれを聞いた瞬間頭が真っ白になってしまった
○「30%あるなら助かるんですよね?」
飛鳥「何とも言えないわ…」
「もし可能性があるならアメリカに行ってその病気の名医に治してもらわないと日本には居ないから」
○「じゃあアメリカに行けばいいじゃないですか!」
飛鳥「そんな簡単じゃないのよ…その人有名過ぎて予約いっぱいなのそれに私たち家族のお金じゃ今はどうしようも出来なくて…」
○「そんな…」
飛鳥「ごめんね君にそんな話してしまって気を落としてしまったよね…それでもさくらに会いに来てくれる?」
○「当たり前じゃないですか!会いに来ますよその30%の可能性を俺は信じてますから」
飛鳥「フフこりゃさくらが一目惚れするな(ボソッ)」
○「なんか言いました?」
飛鳥「いや何も良し分かった私たち家族も頑張るから○も頑張れよ!さくらのこと頼んだぞ○しかあんなに楽しそうに喋らないんだから」
○「はい!当然です!」
そうして俺たちは病院を後にした
俺は、この時心に思った必ずさくらさんを助けてやると
ご覧いただきありがとうございます
病気の名前分からないのでお許しください
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