ルッキズムとかいう呪い
私はずっと醜形恐怖症だった。今も少しはマシになったが、治ってはいないと思う。小学6年生くらいの時に、ふと鏡を見て自分の鼻が周りより大きい気がした。目も一重で小さいし、まつ毛も短くて、髪の毛もくせっ毛でボサボサだった。クラスで男の子に人気があって可愛いあの子は鼻がすっとしており、目も大きく、髪もサラサラだった。なぜ私はこんなに可愛くないのか、私もあの子のようになりたかった。
中学に入り、醜形恐怖症がさらに悪化し、ずっとマスクをするようになった。夏の暑い日でも外すことはなかった