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人生が別のところにあると思うからダメなんだ

おひさしぶりです。
ひさしぶりにnoteを開いてみた、そして書きます。

ネタがない、とかではなく、毎日ネタは沢山あるんだけど書く気力がない、という感じ。

さて、私は来月から新しい環境で生活する事になります。
2年間住んだ場所ともお別れ、一緒に働いた職場の人たちともお別れ。お店やお店の人やおじいちゃんおばあちゃん達ともお別れ。

率直に寂しい、でも前に進みたいという思いもある。

本当に本当に良い人達ばかりだ。みんな本当に優しい。愛に溢れている。
わたしはこの人たちが大好きだ。
細かい事は気にしない、人を思いやる人たち。
大らかな人たち。

たくさんの愛情を惜しみなく人に与えてくれる人たち。
ひとりひとり皆性格は違うけど、そこは共通してる気がするなあ。

そんな人たちと一緒に働けた事、過ごせた事、本当に感謝でしかない。
あの時この職場を選んでいて良かった。
本当に私はついてる。運が良い。


生活の基盤もできてきて、みんなとも仲良くなって、
そんな矢先にまたお別れ。

別れは寂しいけれど、神様のボートという小説で
「過ぎた事は全部箱の中に入ってしまうから絶対になくす心配がないの。安心でしょう?」という言葉があって、それを思い出すと心が強くなる。


自分はいつも悩みながらも、ちゃんと自分で選択してきたんだ。あの時もあの時もあの時も、いつもちゃんと選択してきた。正しい道を選んできたのか、と聞かれると分からないけど、いつも自分で選択してきた。

選択の先に、今がある。



「最良の人生とは、最高にエキサイティングな人生とは別れの人生ではないか。

何かと別れるのを恐れるのは、それはきみが、人生が別の場所にあると思うからなんだ。
人生が君とともにあると信じられたのなら、そうわかったのなら、別れることが全く気にならなくなる。何の犠牲も払わずに全てと別れられる。」


「暗い夜の島で」 デブラ・スパーク著


人生はいつも自分と共にある。自分と人生を切り離してはいけないし、切り離す事はできない。

いつもその時その時、その瞬間、そこで誰かと出会う。出会った人たちと生きる。過ぎたことや過ぎた人たちは箱にしまわれるから失われることはないけど、そこから自分自身は分離して、新たな場所に魂を連れて行かないと。魂ごと生きないと。時は戻らない。心と身体は分離しない。魂だけ置いていけない。


本はたくさんのことを教えてくれるね。
たくさんの気付きをくれる。
特に自分がそれを求めてる時、すっと真っ直ぐ心に届くような言葉を贈ってくれる。


あと1ヶ月。何ができる?何を残せる?使命ではないけれど、どうせなら楽しくてわくわくして嬉しい出来事をたくさん残したい。もっとたくさん、人を好きになりたい。もっともっと好きになれる余地が残ってる。


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