誰も教えてくれない相性が良い男性の見極め方~後編~
それでは前回の続きです。
8・相性が良い男性を見極める基準
~道徳的価値観~
相性が良い男性の見極め方の8つ目は、「道徳的価値観の合致」です。
道徳的価値観とは、倫理観やモラル、常識がどれだけお互いに似ているか?ということです。
たとえば、お年寄りには優しくしたいという価値観を持っている人と、全く気にしない人。
または募金をしたいと思う人と、そんなことはどうでもいいと考える人がいたとします。
このように、道徳的価値観がずれていると、道徳心が試される場面に遭遇したときに衝突しやすくなります。
また、道徳的価値観は、不倫や浮気に関する考え方、人を傷つける発言や行為などにおいても重要です。
こういった部分で価値観がずれていると、その相手とは根本的に分かり合えないこともあります。
相性の良さを確認する上でも、この道徳的価値観がずれているとかなり辛いと感じる部分があるのです。
一例を出しますと、非常に誠実で倫理観がしっかりしている人と、不義理を何のためらいもなく行う倫理観が欠如している人が付き合ったとしたら、上手くいくでしょうか?
当然、上手くいかないでしょう。
ですから、道徳的価値観の合致は非常に重要なことなのです。
道徳的価値観の違いが大きいと、民度の高い人と低い人の関わり合いになり、上手くいかないのは当然の結果になるわけです。
同じ日本に住んでいながら、民度が違う人がいることを忘れてはいけません。
9・相性が良い男性を見極める基準
~危機管理能力~
そして9つ目は「危機管理能力」です。
こと日本において、危機管理能力は一般的に見ると女性の方があり、男性の方がそれほど高くないというケースが多いです。
危機管理能力が共通している、似ている人たちであれば、その価値観が合うので揉め事は少なくなります。
どういうことかと言うと、一般的に日本人女性は先々の危機を想定し、対処を考える傾向があり、日本人男性は「大丈夫だろう」「なんとかなるだろう」とい楽観視し、最悪のケースを想定しないことが多い印象があります。
わかりやすい例では、コロナ禍の初期にウイルス感染のリスクを考え、対策を講じていたのは圧倒的に女性が多く、男性はウイルス感染リスクをそれほど重く考えていなかったという事実があります。
そのため、コロナウイルスに対する危機管理能力の違いで、夫婦間が衝突したという話をよく耳にしました。
危機管理能力の価値観が合っていれば、こういった揉め事は起こりにくいでしょう。
そういった理由で、数ある相性の要素の中でも危機管理能力が合致していれば、その分の揉め事は少なくなります。
さらに、危機管理能力には「先見性」もセットでついてきます。
先見性というのは「先読み能力」のことであり、「状況や物事の二三手先を読む力」のことです。
つまり、「少し考えたらわかること」や「経験則でわかること」に長けた力を指します。
先見性が極端に欠けている人は、「ちょっと考えたらわかるでしょ?」ということをやらかしてしまうんですよ。
危機管理能力が高い人は、先見性が欠如している人にイライラしやすいため、この部分にも注意が必要です。
10・相性が良い男性を見極める基準
~清潔感の概念~
そして10個目は「清潔感の概念」です。
これは一緒に住んでいく上で、非常に重要なポイントになると思います。
清潔感の概念は、どれだけ自分や家の中を綺麗に保てばいいのか、もちろん個人によって基準が異なります。
今回僕が話す清潔感の概念は、身だしなみよりも、家の中に関することになります。
たとえば、すごく綺麗好きで毎日ちゃんと掃除をしている人と、全く掃除をせずにゴミ屋敷寸前の状態の人が付き合って同棲したとします。
そうすると、きっと毎日揉め事が起こるでしょう。
綺麗好きな人は、汚す人の行動が全く理解できません。
逆に、汚している人は今までその状態で生活してきたので、頻繁に掃除しろと言われる意味が分からず、鬱陶しいと感じてしまいます。
これが原因で、お互いにストレスを感じるようになります。
実際に、一緒に住んでから関係性が悪化したカップルや夫婦は、この清潔感のズレが原因で、いがみ合うことが増えたという話はよく聞きます。
片付けや掃除ができない男性に対して「私が綺麗にすればいい」と考え、それで結婚する女性がよくいますが、残念ながら気持ちで乗り切れるほど甘くはありません。
とくに子どもが生まれてからは、女性は育児にかかりっきりになることが多くなるため、何も考えずに部屋を汚す夫を見て「イライラしかしない」と思うことは、実際によくあるケースです。
なので清潔感の概念は、ある程度合致しておいた方が、些細なことでの喧嘩や揉め事は減るでしょう。
完全に合致する必要はありませんが、基本的には綺麗好きな人に合わせることが多くなるので、ズレが少ない方が良いと言えます。
ズレが大きいと、「もっと綺麗にしてほしい」「ここはこうして掃除してほしい」といった要求に対して、「なんでそんなことをしなければならないんだ」と反発したくなる可能性があります。
ですから、この清潔感のズレは、できるだけ少ない方が良いと言えるでしょう。
11・相性が良い男性を見極める基準
~お互いがタイプ~
そして11個目は、「お互いが好みの範疇にいる」ということです。
これは非常に重要なことなんですよ。
「外見より内面を見て選べ」という人がいますが、これは大きな間違いです。
外見を無視すると、待っているのはセックスレスだからです。
なぜセックスレスになってしまうのかと言うと、相手に性的魅力を感じなくなった結果、異性として見れなくなることが、ほぼ9割の原因だと言われています。
ですので、相手を見て「かっこいいな」「可愛いな」と思えるかどうかは、非常に重要なことなんですよね。
もちろん、外見だけで相手を選ぶのはよくありません。
外見と内面の両方を好きであることが大前提です。
しかも相手の外見が好きだと、何か小さな口論や小競り合いが起こったときでも、大きな問題に発展することが少なくなります。
なぜかと言うと、相手の顔が好きだから「かっこいいから許せてしまう」「可愛いから許せてしまう」という現象が起きるからです。
でも、お互いが好みの範疇にいない、つまり相手の顔がそんなに好きではないという前提だと、話が大きく変わります。
ちょっとしたことでも腹が立ち、「顔を見るだけでイライラする」という状態に陥ることは、あまりにもよくある話です。
そういった理由から相性の合致を語る上で、お互いが好みの範疇にいることは、外せない条件だと僕は考えます。
12・相性が良い男性を見極める基準
~共通の趣味~
そして12個目は、「共通の趣味があること」です。
とくにおすすめなのは、ゲームやドラマ鑑賞のように、お互いが長い時間を共有できるものであればあるほど良いです。
共通の趣味があれば、お互いにそれに対して時間を費やすことができ、同じ話題で盛り上がることができるし、一緒に遊ぶこともできます。
それが「一緒にいて楽しい」という連鎖を生むんですよね。
とくに婚活市場では、「ゲーム好きな女性は結婚にたどり着きやすい」と言われています。
ゲームという共通の趣味があることで、楽しい時間を共通しやすくなるからです。
たとえば、ゲーム好きな男女が一つのオンラインゲームを一緒に遊ぶとします。
そうすると、「今日何時頃にログインする?」「明日何時頃に集まる?」という会話が普通にできるんですよね。
その結果、毎日連絡を取り合ったり、どちらかの家に行き来することが当たり前になるんですよ。
また、ドラマ好きなカップルの場合でも同様です。
「このドラマを一緒に見よう」といった会話が普通にできるし、共通の話題で盛り上がることもできます。
ゲームやドラマ以外にも共通の趣味があることで、同じ時間を共有し、同じ話題で盛り上がれるので、相性を図る上でも重要な要素になります。
13・相性が良い男性を見極める基準
~笑いのツボ~
そして13個目は、「笑いのツボがよく似ていること」です。
笑いのツボが似ていると、同じことで笑い合えるので、一緒にいて楽しいという連鎖が生じやすくなります。
単純に、お互いの笑いのツボがずれていたら、相手は全然わけがわからないことで楽しんでいて面白がっているし、相手から見ても、こちらの面白さや楽しさが理解できないということになります。
しかし笑いのツボが合っていれば、同じところや同じ場面で笑い合うことができるので、そこで良いケミストリーが生まれるでしょう。
とくに僕は関西人なので、笑いのツボが合っているかどうかはとても大事だと思うんですよね。
笑いのツボが合っていない女性と付き合ったこともあるのですが、やはり上手くいきませんでした。
話していても常に「なんか違うなあ」と感じていましたし、もしかすると相手も同じことを考えていたかもしれません。
笑いのツボが合わないって、同じことで笑い合えないということなんですよ。
それってすごくさみしいことだし、笑いのツボが違うと思う度に、分かり合えていないことを痛感してしまうんですよね。
そういった理由から、笑いのツボの合致は、とても大切なことだと言えるでしょう。
14・相性が良い男性を見極める基準
~ギャンブル癖と喫煙の有無~
そして14個目は、「ギャンブルをするかしないかと、喫煙の有無」です。
ネット上の恋愛相談で、次のようなものをよく見かけます。
これらの質問にお答えするなら、そもそも相手の喫煙が受け入れられない、ギャンブル癖が受け入れられないのであれば、最初からタバコを吸わない人、ギャンブルをしない人を選ぶべきだと思います。
そうしないと、付き合ってから揉める原因になりますし、言わなかったとしても、ずっと我慢しなければいけない羽目になってしまいます。
もちろん、相手がタバコを吸っていても、ギャンブルをしていても気にならないという人はいます。
しかしそれは、心の広さは全く無関係の「本能的な好き嫌いの話」になるので、相手のギャンブルや喫煙が許せないという人は、最初からしない人や吸わない人を選びましょう。
気にならないという人は、そのままで大丈夫です。
また、借金がある人が許せない場合も、最初から借金がない人、借金癖がない人を選んだ方がいいです。
どうしても人それぞれ嫌だと感じる基準は違うので、他の人が「それくらいいいじゃないか」と言ったとしても、自分にとって嫌だ、許せないと感じるのであれば、妥協してはいけません。
なので、この部分はしっかり覚えておいてください。
15・相性が良い男性を見極める基準
~外向型と内向型~
そして最後は、「外向型と内向型」です。
これからするお話は、必ずしもすべての人に当てはまるわけではないので、頭の片隅に置いておいていただくだけでも構いません。
基本的に、外向型の人が内向型の人と付き合うと上手くいきやすく、内向型の人も外向型の人を選ぶとうまくいきやすいという傾向があります。
外向型の人を一言で表すと話好きな人で、内向型の人は、話すよりも聞くことが多い人です。
この2人が一緒になると、お互いにない部分を補い合うことができるので、相性が良い傾向にあります。
では、なぜ同じタイプの人同士が上手くいかないのか?
たとえば、内向型の人同士が付き合うと、やがて会話がなくなってしまうことがよくあります。
また、外向型の人同士だと、最初はとても盛り上がり、関係が急速に進展しますが、お互いに我が強いという特徴があるため、その強さが衝突を生んでしまうこともよくあります。
外向型と内向型の人が付き合うと上手くいきやすい傾向にあるのは、そういった背景があるからです。
もちろん、先ほどお話したように例外はありますので、必ずしも上手くいくわけではありません。
しかし、自分に足りない部分を補い合える関係性であれば、その2人は上手くいきやすいです。
これは、外向型と内向型に限らず、どんな関係でも当てはまります。
たとえ性質や性格が正反対でも、お互いが良い意味で補完し合える関係性は理想的だと言えるでしょう。
以上が、「相性が良い男性の見極め方の基準」になります。
ただ、15個すべてに当てはまっていないといけない、ということではありません。
今回お話した相性の合致数が多ければ多いほど、その相手と上手くいく可能性が上がるというだけの話なので、あくまでも目安として考えていただければ幸いです。
すべて当てはまる人を見つけるのは至難の技で、なかなか難しいことですが、最低限これだけは外してはいけないと思う相性のポイントを、最後にお伝えさせていただきます。
少し多くなってしまいましたが、これらは僕の主観も入ってしまうので、一概には言えない部分もあります。
なぜなら相性の良さの基準は人それぞれで、何を大事にしたいかは違うからです。
たとえば、「危機管理能力がしっかりしている人じゃないと無理」と考える人もいれば、「清潔感の概念はあまり気にしない」という人もいるでしょう。
そういった理由から、自分に合う人はどんな人なのかを考える上で、今回お話した15項目をあなたなりの指針にしていただけると幸いです。
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