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0.5歩進むのは前だけなのか?

0.5歩先案内人みやざきまさるです
今日は第1期のメンバーとの対話の中でとてもいい気付きをいただいたのでシェアできたらと思います
世の中、頑張ることを求めすぎてやりがい搾取なんて言葉もあるくらい余裕がないように感じます
共助の中で生まれた『頑張らない後押し』のヒントになれたら嬉しいです!


とあるメンバーの悩みのシェア

発端は1人のメンバーからのこんな発言からでした
「ボランティアを継続すべきなのかどうか悩んでいます。」

今や『宣言』なんて表現が必要ないくらい積極的に自己開示を行うメンバーが増えていく中、悩みや不安を吐露することもとても大事な関係性だと感じてます
真面目で真摯なメンバーからの発言に、早速みんながコメントで群がる!
良い悪いではなく、相手に自分の意見を出し合える関係って本当に素敵だなと思いません?

善意の持続性

今回のような事例は、私自身もNPOで活動している(現在は最小限ですが、かなりの時間をコミットしていた時期もあります)時に、幾度となく出くわしていました
ボランティアで活動している以上、可能な範囲で取り組むことが前提なのですが、実際は団体運営そのものがボランティアで成り立っていることも多く、どうしても人依存になることは避けにくく、仕事や家庭の変化により同じボリュームで関わることが難しくなる、けど手伝うと言った以上なかなかごめんなさいを言い出しにくい、結果その方が心身に影響が出てしまう
これは団体・個人双方に不幸な結末だと感じます
善意は発生させることは容易でも、持続させていくことは決して容易ではないなと改めて学びました

続けないという後押し

そんな中、プロジェクトメンバーの反応はどんなものが多かったかというと、

・離れたコミュ、ずっと続けたいコミュ、これから入りたいコミュ、この後入る機会あるがやめておくコミュ みたいな、過去未来ー意思有る無い の4象限で分けてみました!この4象限で思いつく経験談、皆様の聴きたいですー
・私もプロボノやったけど、継続できる秘訣は、
 ①「自分になにかしらのメリット」を感じられる。
 ②「楽しい」~やらねばならぬという責任感で義務になってしまったら苦しいだけ。楽しまなきゃ。
・真面目さって素晴らしくて
 でも時々少しだけ心配になっちゃう
 (ほんと勝手な心配というか、無理しすぎないでーって)

コミュニティ内でのやり取りを抜粋

メンバーの立場になって共感して、いち意見として経験談をシェアする
0.5歩で大事にしたい「型と事例」で後押しする、とても見本となるようなやり取りでした(この時点で既に感動レベル爆上がり)
最後は自分が判断するからこそ、仲間の温かい後押しが大事だなと実感しました
今回は続けないという判断に至りましたが、どんな形であれコミュニティの中でこのやり取りができたことがとってもとっても嬉しかったです

0.5歩は前進でなくなっていい

この話には後日談があって、続けないという判断に対し、みんなから受容と労いのコメントがある中、別のメンバーからまた金言が生まれました

「ふと後ろ向きに思えても、 中途半端に振り返らずに、ちゃんと後ろ向いて半歩下がったら、 それはもう、私にとってはそっちが前だ!」

そうです!たしかに進むという言葉は前だけではなく、別の道に進むこともとても大事な0.5歩ですよね
日本語だと「前進」の反対は「後退」というなんともネガティブな表現だったので無意識に避けてしまっていましたが、進み方はもっと多様であっていいと考えさせてもらえる言葉でした

この機会があり、改めて自分の使っている言葉を見直しており、例えば「宣言」という言葉も「やること」を発言するニュアンスがあり、「今の気持ち」や「言葉にならない感情」は表現しにくいことがわかり、別の言い方にしていきたいと感じました(まだしっくりくるものがないですが、、)
0.5歩だからこそ多様な踏み出し方があっていいと思っているので、やりたいことがない方や今やっていることにもやついているヒトへも一緒にプロジェクトにかかわってほしいなと感じました!

本日の0.5歩チャレンジ

校内コワーキングで試食会?

私がもう1年くらいかかわっている『こまつのすみか』で、地元にあるドライフルーツ専門店の商品を試食会していました!

こまつのすみかとは
石川県小松市の小松大谷高等学校に設置した弊社サテライトオフィス(通称:こまつのすみか)をコワーキングスペースとして提供
高校生と共に学び合う新しい「働き方」を作る

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000100234.html

過去の活動はこちらもどうぞ(実はナニコレ珍百景にも出たことがあるw)

きっかけは株式会社すみか の月館社長ことつっきーの何気ない発言からでした

「高校生の昼食後の居眠りがひどい」
「お昼に満腹になりすぎているのが問題だ」
「低糖質で栄養のあるドライフルーツを食べさせたい」

そしてつっきーが小松市内にあるドライフルーツ専門店を見つけ、そこへ一緒にフィールドワーク

つっきーとKaju Re:の室井さん

Kaju Re:(カジュレ)さんはドライフルーツを砂糖・添加物を使わない、とても自然な甘さで美味しい商品を提供してくれています
なんと代表の室井さんはコロナ禍に副業でドライフルーツの製造をはじめ、その後会社員を辞めて、カジュレに専念しているという方!
別の興味がふつふつと沸いて、話し込んでしまいました

早速商品を買い込み、生徒たちにお昼休みに食べてもらいました

ドライフルーツに群がる生徒たち
真剣に食べてる笑
甘さ・すっぱさ・見た目・においで投票
本当に種類が多いので迷っちゃいますね
結果はパイン!こういうあーだこーだがいい

「こまつのすみか」は、単なるはたらく場所の提供ではなく、

・子どもに働く姿を見せる場所
・子どものもやもやにかかわりに行く場所
・子どもと一緒に困りごとに取り組む場所

そんな風に感じるステキな空間です
興味がある方は、私と一緒に「こまつのすみか」へ行きましょう!

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