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目に見えないからと言って侮るなかれ

生後4ヶ月の三女のおしり浣腸をした後、頑張ったね。と言って下半身を撫で下ろす。

生後3、4ヵ月頃だんだん哺乳量が増えてくると腸の中では"押すな押すな状態"になり便秘になりやすいんです。
お尻に綿棒で刺激を加えられ嫌がる娘。
体制がキツイ! 変な感じがするー!と言わんばかりに泣いて身体をバタバタし、時に寝返って抵抗する。(寝返ったときに排便があるとちょっと慌てる)

母も必死である。
嫌がる娘の足を避けつつピンポイントで刺激を与える。
一歩間違って手元が狂えば娘に痛い思いをさせることになる。
そう思うと手に汗握る。
「嫌だよねー」と言いながらもこちょこちょ刺激を与える罪悪感と、排便を促しすっきりさせたい親心との葛藤である。
終わった後は毎回汗だくです。

そんな死闘あと、娘の体に触れる。
ただただ触れてなでおろす。
特別なやり方や効果的なやり方なんてないけれど、心を込めて体に触れて撫で下ろす。

これはエネルギーなんだ。
私からは、
頑張ったね
よくやったね
うんち出てすっきりして良かったね
大好きだよ
可愛い
ありがとう
のエネルギー。

そして、私は娘から
大好き
可愛い
ありがとう
をたくさん受け取っている。

エネルギーの循環
安らかで穏やかな時間が流れる。

お弟子さんがいるようなすごい先生より
心を込めた信頼できる人が穏やかな気持ちでやってくれた方がはるかに価値がある。

心を込めるはエネルギーだ。
どのような心を受け取るか
どのような気持ちを誰に向けるかが大切


だから特別な誰かにならなくたっていい。
あなたが心を込めて行ったちょっとのことは誰かのありがとうや安心につながっている。
地味なこと
毎日の積み重ね
こんなことに何の意味があるの?
と思うことも。

あなたの目には見えないだけかも知れない。

小さな我が子はいつも私に教えてくれる。

お陰様でその後は排便がスムーズになりました。
あー
安心しました。

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