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フキハラ対策

先の記事で珍しく相方が困っているようなので、私も対策を考えてみた。
結論から言うと、近寄らないのがベストだ。

「いや、いや、それじゃダメだと思うから困ってるんじゃん!」と相方の怒りの声が聞こえてきそうなので、結論に至った経緯を説明したい。

まず、相手の不機嫌をなおすとした場合、手っ取り早い方法は不機嫌の原因を取り除くことだと思うのだが、不機嫌の原因など山ほどある。ましてや、相手は普段から愛想が良くない人なのだから、推測できるほど相手のことを知らないだろう。
つまり、なおすどころか、原因の特定すらほぼ不可能なのだ。

不可能なことをどんなに考えても答えなどでるはずがない。無駄だ。

だから、さっさと考えるポイントを変える。
原因ではなく、目的を考えるのだ。
実は、不機嫌の目的は絞り込める。警戒・反撃・威嚇の3つだ。
不機嫌な人は、何かを警戒し、何かから防御するために反撃体制になり、何かされないよう威嚇している状態なのだ。

毛が逆立った猫を想像して欲しい。
近寄れば?
そう、確実に引っ掻かれる。
では、鋭い爪を掲げた猫に近寄れば?
そう、確実に引っ掻かれる。
では、フー!と唸り声をあげる猫に近寄れば?
そう、確実に引っ掻かれる。

実に簡単だ。どうしたって引っ掻かれるのだから、近寄らないのがベストに決まっている!完

、、、と、ここで終わってもダメなことはわかっているよ!相方!
ま、私なら、これ以上考えずに近寄らないことを決めるのだが、相方のためにもう少しだけ考えてみよう。

次は未来だ。近寄らないことによる効果を考えてみる。
相方の話から察するに、すでに他のメンバーも不機嫌な人を「嫌だな」と感じているはずだ。まずは、その気持ちを利用してみよう。
そう、皆んなで必要以上に近寄らないようにするのだ。当然、相手は孤立感を味わうだろう。

さて、この状態でも相手は不機嫌を貫けるか、、、

これは性格にもよるが、自分で気がついて改善するか、更に不機嫌になるかのどっちかだと思う。

改善した場合、、、笑顔で褒めよう。
「◯◯さんって実は話しやすかったんですね!」でいい。
人間の脳は期待を裏切りにくくできている。話しやすいと言われれば言われるほど、その期待に応えようとするはずだ。
結果、不機嫌になることは減る。

不機嫌が加速した場合、、、これはこれでラッキーだ。
確実に注意が必要な行動にでてくれるのだから上司が止める。万が一、上司が止めなかったとしても、その時は堂々と上司に「止めてくれ」と言えるだろう。

ってことで、この場合に限り、なんらかの改善ができそうなのだ。だから、結論!

相方よ!さっさと近寄らないことを決め、他のメンバーを誘導せよ!相手が孤立感を抱くのが早ければ早いほど、解決も早まるはずだ。

なのだ!

と、過激な結論に至ってみたが、不機嫌は立派なハラスメント(略称:フキハラ)であり、会社の利益を損なう行為なのだから、本当に孤立するリスクがある。不機嫌は感染るので、まずは自分が不機嫌にならないよう気をつけよう!被害者から加害者になってはならない。

そして、リアルに回答するなら、フキハラへの対処は、発言内容を記録し、数人で上司に相談するのが第一歩となる。
ちなみに、数人で相談するのは、客観性を保つため&相手に密告者として特定されないためだ。
不機嫌な人=攻撃性が高い状態なので、自分を守る意識は持っておいて損はない。

最後に、過去に私がした対処を紹介したい。

①共有資料にわざとハラスメントの記事をまぜておく
①相手の机の上にわざとハラスメントの本を置く

当然、決行は誰にも見られてはいけない。決行したことを誰にも言ってはいけない。

見つけた相手は「誰の仕業だ!」と怒っていたが、知らぬ存ぜぬで通した。
結果、、、
しばらくフキハラは止みました。笑
とぼけ切る度胸があれば、こちらもお試しあれ!

<心の声>
今日は相方で遊びすぎたかもしれない

(ねねっち)

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