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賢い話し方とは?〜「考えて話す」が難しい理由〜

人と話すことは楽しいです。
人間はコミュニケーションをとる生き物ですから、上手に会話ができたらなお楽しいでしょう。
また、上手にコミュニケーションをとることで、あなたに知性を感じる人もいるかもしれません。

上手なコミュニケーションの方法として、「考えてから話す」というものがあります。
しかし、これは大変難しいものなのです。


なぜ「考えて話す」が難しいか。それは「話す」以前に改善点が存在するからです。


では、その難しさと改善方法に話を進めます。

「考えて話さない」のデメリット

ところで、「考えて話さない」場合、どのような事態を招くでしょうか。

後先を考えていないため、心無い発言をしてしまうかもしれません。
その時は、人を不快な気持ちにさせてしまいます。

また、論点を考えずに耳に入ってくるキーワードだけを拾ってしまうかもしれません。
その結果、キーワードから連想するだけで、全く関係ないことを話してしまうかもしれません。

(こういった会話は、脊髄反射トークなんて言われたりもします)

「考えて話す」とは

では、「考えて話す」とはなんでしょう。


それは、会話の中に「何の話をしているか」を見つけることです。


人との会話の中で、今何を話しているのかを掴むことが重要です。

自分から話すときには、
「自分は何について話したいのか」
「相手からどういう反応が欲しいのか」
を明確にすること。

相手の話に対しては、
「相手は何について話したいんだろうか」
「相手はどのような反応を期待しているのだろうか」
を考えること。

これらを意識することで、会話が芯を捉えるようになります。

すると、
「解決したい問題があるのか、アドバイスがほしいのか」
「そもそも問題を解決したいと思っているのか、ただ共感してほしいのか」
「モヤモヤしていて話を聞いてほしいだけなのか」
「もしかしたら自慢話がしたいのか、感心してほしいのか」
など、様々な具体的な本質が見えてくるでしょう。

「考えて話す」の難しさ

自分から話をする場合は、事前に準備をしておけば良いです。

しかし、相手の話を聞く場合や話題が変化していく場合にはそうはいきません。
ここに「考えて話す」の難しさがあります。

なぜなら、会話の途中にも「何の話をしているか」に意識を向け続ける必要があるからです。

では、意識を向け続けるために重要なことはなんでしょうか。

重要なことは日常にあった

会話の途中にも意識を向け続けるために重要なことは、
実は会話以前のところに存在します。


それは、メンタルコントロールです。


常に何事かに意識を向けるためには、自分の精神が安定していなければなりません。
自分のメンタルは、日常の生活に依存しているのです。

「睡眠はしっかりとっているか」
「緊張やストレスから姿勢が崩れ、呼吸が浅くなっていないか」
「栄養はしっかりと摂っているか」

また、自分の性格や人付き合いの心構えに立ち返る必要もあるでしょう。
「自己中心的でないか」
「他者に関心がなく、自分のことばかり考えていないか」
「何事にも損得勘定ばかりしていないか」


このような価値観、すなわち「生き方」が、人との会話に影響を及ぼすのです。

まとめ 〜賢い話し方をするために〜

冒頭でも書きましたが、人と上手に会話できると楽しいです。
他者からの信頼も得られたり、賢く感じてもらえたりするかもしれません。

そのコツとして「考えて話す」を意識しましょう。

そのためには、
自分の価値観や生き方を見直してみることが重要なのです。

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