見出し画像

悲しみと向き合う

2019年、2020年と続けて
大切な人を亡くしました。

19年は、何とか日常に戻ることで
必死に悲しみをかき消そうとして。
今思えば、向き合うことをせず
自分は大丈夫、と言い聞かせ
遅くまで仕事をしてみたり
引っ越して気分転換してみたり。
正直、どうすればいいのか
わかりませんでした。

20年は何も手につかなくなり、まるで
1年前にかき消したはずの悲しみも
まとめて押し寄せてきたかのよう。

急に悲しくなったり、ふと涙が出たり
普通に出来てたことが出来なくなったり
びっくりするぐらい忘れっぽくなったり
好きだったものが苦手になったり。

自分をコントロールできない。
自分はここから抜け出せるのだろうか。
悲しみ、不安、孤独、様々な感情で
もみくちゃになりました。

今まで、yogaのレッスンや瞑想で
感情にのみ込まれない練習をしてきた
つもり、だったけど。
のみ込まれまくったわけです。

そんな時、たまたま見つけた記事に
グリーフケアのことが書かれていて
喪失による悲嘆から立ち直れるよう
支援する、という内容でした。
今まさに私に必要なこと。

いくつかの団体のHPを見て検討し
ある大学で、週1回開催されている
グリーフカウンセリングに申し込み
オンラインで実施してもらいました。

泣きながら、うまく話せない私を
カウンセラーの方は、遮ることなく
傾聴し、寄り添ってくださいました。

悲しみと向き合えずにいましたが
専門家の力をお借りすることで
たまのゆり戻しも許容しながら
少しずつ悲しみと共に進んでみようと
思えるようになりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?