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歩み寄っている様にみせるアクションに吐き気がする

皆さん、こんにちは。
Hammer-FMのハマケンです

結構パワーがあるタイトルを書いてしまってはいるのですが、
最近様々なところで目にするので、ここで改めて書いておきたいなと。

タイトルのままではあるのですが、何か問題がある個人や集団、組織体が
あり、それにもっともらしい説明や仕組みを用意して放置すると言う事を
よく目にしてしまいます。

以前に書いたこちらの記事ともつながる事だとは思うのですが、
本質的に問題を解決していくには、提供するだけではなく、フォローアップが必要だと思います。

# 自分はやってあげていると言う驕りに気づかない愚かさ

今回一番声を上げたいのは、このやってあげていると言う気持ち悪い部分です。

例えば学校で授業をしているのにも関わらず、全く話を聞かない生徒が複数いると言う情景は我々の経験としても解りやすい情景でしょう。
ここで全く話を聞かない生徒を不真面目である、積極性が無い、聞くも聞かないも生徒次第だ、と判断しがちではないか?と言う事です。

聞かない生徒の人数より、聞いている人数の方が多いから問題は無いはずだ
と問題を切り捨てるのかも知れません。

この問題を解決する為にどう言った行動があり得るのでしょうか?
- この科目を勉強する必要性を教える
- 聞いてないと単位がもらえないと言う人質作戦
- 対象の生徒に対して、注意。もしくは管理者(親)などに連絡

他にも色々ありそうですが、教えている側の主観的な立場で考えるとそう言った感じでしょうか。
ここで疑問が出てきます。

自分のファシリテートが下手すぎる、スキルが足りてなさすぎるだけでは?

と言う事です。
一概にそれだけではないと言う事もありますが、経験上大体面白くない授業はその科目がつまらないと言う訳ではなく、その授業を1コマ聞かせきる為のプレゼンが足りていない、アイデアも仕組みもないと言う事あ多いです。

個人的な経験をお話させていただきますと、高校数学で私は授業が全くつまらなくなり、勉強する気もなくなっていました。私の学校では、数学に関しては成績の良い順でα、β、γと言うのが分けられていて、万年γクラスに私は居た訳です。

当時の授業は成績至上主義で、成績が良いのが正義、正しい生徒と言う感じではありました。成績が取れなければ、クラスが落ちると言うプレッシャーにより、生徒をコントロールしていた訳ですが、特段β、γからαに引っ張りあげるアイデアがある仕組みは提供されていなかった様に思います。

そんな万年γクラスだった私ですが、高校3年生の2学期よりめでたくβに
上がる事ができました。正直勉強はしていません。

何故か。理由は単純。先生が変わり、授業のやり方が変わったからです。
この新しい先生の授業は、とにかく面白かった。モチベの上げ方を知っていたのです。

このモチベを上げる授業のお陰で私は授業を聞く事が出来るようになり、
結果として、勉強をしてる気にはなってませんでしたが、βに上がれるくらいのスキルが付いていたのです。

# 今こそ管理者、リーダーは見直して欲しい。

あなたにマネジメントされるメンバーは、あなたの為に働いてくれるモチベがありますか?

それともただ組織体や管理上の都合で、提供された張りぼてなのではないですか?

もしあなたが、こんなに頑張ってるのに、下が付いてこない、こんなに仕組みを提供しているのに、誰も利用しないと嘆いているのであれば、まずすべきは、あなたと仕事や行動を伴にするのが、最高に楽しいと思ってもらえる様な流れにすべきです。

あなたはただ単にリスクヘッジの行動をして、保身をしているだけなのですから。部下が何かトラブルを抱えた際、理由を上司から聴かれた際に、あなたは「いつも私はヒアリングしていたし、仕組みも用意していた。ただ残念ながら、今回は拾い切れなかった」とイケてない授業をする先生の様に、私はすべきことはやっていたので、責任はないと逃げるのでしょうか。

上述リンクの記事でもある様に、無機質な仕組みと言うのは本当に腹立たしく、何にも役に立ちません。本当に困っている人、難しい人はおいそれと仕組みに乗っかる事が出来ないのです。

コミュニケーションを取りましょうとか、そんな事は無理でしょう。
自分は問題ないと思っている人はコミュニケーション能力は本当は無いのですから。

なので逆にもっと自分はやっているを突き進んで欲しい

# 中途半端にやってる感を出さない

先程の授業の様に、もっと自分のスキルを上げていって、是非チームのメンバーを引き付けるファシリテートをして欲しい。
あなたが話すことに誰しもが耳を傾ける様になれば、そこで新たに設ける仕組みは機能するでしょう。
役職が上、鶴の一声、そんなものは諦め以外の何でもなく、信頼感の面ではビハインドから始まっているのです。

なので是非、素晴らしいチームを作りたいのであれば、伝える努力、信頼を勝ち取る努力と言うモノがまずは最初に必要なんです。

フォローとかコメントお待ちしてます!

Hammer-FMはハマケンがプロダクトオーナーをしていて気づいた、全員が同じゴールに向けて全力で走れる方法を今までの経験談も含め、綴っていきます。
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それでは!


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