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2nd育休体験記


この記事は

6ヶ月と少しほどの育児休業(人生で2回目)をしたお父さんが、感じたことや学んだことを雑記していく記事です。

あなたは誰?

株式会社ゆめみでAndroidエンジニアをしているはんまーです。
体の9割が唐揚げと餃子とハイボールで構成されています。
娘(2歳)と息子(0歳)がいるお父さんです。
2022年9月の第二子誕生をきっかけに育休に入り、今年の4月から復帰しました。

なんで育休取ったの?

ざっくり挙げると以下です。

  • 前回も育休を取っていて大変さがわかっていた

  • 会社やプロジェクト(お客様含む)など周囲が育休を前向きに理解してくれていたから

  • やはり子どもの成長は最前列で見ていたい

育休に入るとマルっと数ヶ月いなくなるのでやはり申し訳なさは感じてしまうのですが、その辺を気にしないよう周りが配慮してくれているのは感じていました。
1回目の育休同様、環境に恵まれているなぁと思いました。

なんで6ヶ月?

会社が半年以上の育休を推奨してたので、それに乗っかる形で決めました。

学びや感じたこと

育休は1人目より2人目の方が大変

どれくらい間があるかなど人によって違うとは思いますが、自分達にとっては2人目の方が断然大変でした。
赤ちゃん1人だと、就寝のリズムが短いしやることも多いのでもちろん大変なんですが、それを全力でやりさえすればあとはズボラでもまあなんとかなりました。(自分達のご飯は出来合いのものにする、など)

ただ上の子がいるとなるとそうはいきません。
着替え、ご飯の準備、保育園の送り迎え、お風呂、寝かしつけなどをこなしつつ新生児の対応をするのは、妻との2人体制でもなかなかハードでした。

そういった中で、自然と分担するようになっていました。

妻:新生児全般担当
私:上の子および家事全般担当

最初はそれでうまく行っていたんですが、後々ちょっとした問題が出ました(後述)

1人目の時の経験が活きた

上述の通り大変ではありましたが、一通り経験済みだったので1人目の時から2年経った後でも大体のやり方を覚えていました。
そのおかげか、かなりいい感じに力を抜いてできたな〜と感じました。

1人目の時は泣いたら心配してすぐ駆け寄って行ったんですが、今回は「あ、これは寝ぐずりですわ」となんとなくわかるようになっていました。
まさに経験が物を言った体験でした。

出産にかかる費用は産院によって違いすぎる

1人目の時は無痛分娩を希望していたため費用が高かったのはなんとなく理解していました。
今回は総合病院で行ったのですが、結果前回の1/5くらいでした。

産院やオプションの違いによって出産育児一時金+はみ出しで数十万払うか、一時金の範囲に収まるかが変わるので、その辺はちゃんと調べて、納得した上で産院を決めた方がいいと思いました。

総合病院の方が何かあった時に安心

息子が産まれてすぐ、一過性多呼吸の傾向があると診断され、小児科預かりになりました。
今回総合病院で出産したため、産婦人科から小児科への移動も同じ病棟でスムーズでしたし、面会も楽でした。

前回のように個人病院や他の科がない場合、病院を移らなければいけなかったので、かなり大変になっただろうなと思います。
そういう意味で総合病院はいろいろ安心できるという学びがありました。

生活に変化がないのが思ったより辛い

基本的に家事・育児は同じことの繰り返しです。
コロナ禍だったこともあり、気軽に外出してリフレッシュもできず、季節感がなくなるほど生活に変化がなかったのがきつかったです。

メンタル回復のために、私はオープンワールド系のゲームをよくやっていました。(子供が寝ている時間に)
広いフィールドを移動することで疑似的に旅行気分を味わえ、閉塞的な生活のリフレッシュになりました。
ゼルダの伝説BotWやポケモンSVは大変お世話になりました。
あとは子どもたちと近場の公園で遊んだり散歩したり。

どちらかというとインドア派で部屋にこもってても大丈夫な人間だったので、こう感じたのは自分でも驚きでした。

反省点

夫婦の分担についてちゃんと話し合えていなかった

前述のとおりなんとなくで分担していたのですが、後半になるにつれて私が担当する比重が増えているように感じていました。
それに対する不満が徐々に溜まり、ある日ちょっとした口論になってしまいました。
その時改めて話し合いをしたところ、分担に対する認識のずれがありました。

妻:育休期間はこちらの方が長く、夫が復帰後はこちら主体で動くことになるため、夫が育休中は夫主体で動いてほしい
私:分担なので同じ作業量でやる物だと考え、子が一晩通しで寝られるようになり手が空き始めたらこちらの家事も手伝ってくれると思っていた

どちらかが正解というわけではなく、ただただ認識の違いが不満を生んでいただけでした。
事前に話し合うことの大切さを痛感した出来事でした。

育休中の学習が思ってたより全然できなかった

世間でもリスキリングが話題になっていましたが、私も育休前は漠然と空き時間で学習しようと考えていました。
前回も育休中にFlutterを学んで記事を1つ書いてたため、今回もできるでしょ〜と軽い気持ちでした。

ただ前述の通り2人目の方が(個人的に)大変で、夜は寝かしつけでそのまま寝落ちするかメンタル回復に専念するだけで終わりました。

どうすればよかったのかは今考えても答えは出ないですが、回復に専念したのは必要なことだったと考え、今後は頑張っていこうと思います。

最後に

政府が子育て支援政策に力を入れるようになったことで、SNSやニュースサイトでは日々さまざまな議論が活発に行われています。
育休に前向きな意見ももちろんありますが、ネガティブな印象がある人たちも決して少なくないです。(その気持ちは私も理解できます)

そういった意見に触れ、育休取得に躊躇する人がもしいたとすれば、この記事や前回の記事が後押しの一助になれたらと願います。
育児は大変ですし、(SNSなどでたまに言われるように)お金も時間もかかりますが、それとは比べようがない・計り知れないほどの幸福を私たち夫婦は子どもたちから受け取っています。
そう感じる人が1人でも増えることを願いつつ、最後の言葉を以下に記します。

自分の子は

とてつもなく

可愛いぞ。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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