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上質な会話は沈黙がつくる

”沈黙”ってこわいなって思ってました。会話の間に”間”をつくると"相手を退屈させてしまうんじゃないか"というのがこわくて、極力沈黙をつくらないようにと思った結果、

どんどんしゃべるしゃべるしゃべる。

ということをしてました。

でもしゃべればしゃべるほどあるものがなくなっていきました。

それが相手が

”受け取る間”
”考える間”
”返答する間”

余白のない対話は疲れます。息継ぎがない会話は、”相手の話についていかなければならない”状況を生むので聴いていて苦しくなります。

そして、はせは相手の聴き上手にまかせて、しゃべりすぎていたんです。

それで、たくさんしゃべったことでエネルギーを使うので"コミュニケーションが成り立ってる"と思ってました。

実際は、立体交差点みたいに、上から見ると重なってるけど、横からみると繋がってないな、という状態。

沈黙する相手からの返答をうけとってなかったんです。沈黙が怖いというのは、自分のペースでコミュニケーションをとっていた証拠でした。

沈黙ができたとき、相手を見てみると、何も考えてないとか、しゃべろうとしてないことってマレです。

むしろ
”斜めうえを見て何かをイメージしていたり”
”頭の中で咀嚼していそうだったり”
”次話そうとしている様子”
がみてとれます。

そして、その沈黙のあとに”相手の言葉”がでてきます。

それをうけとってやっとコミュニケーションって成り立つんですが、”受け取る”ということをせずに”投げ続ける”ことばかりをしてたんです。

それで相手のことを知る深い会話ができるかっていうと残念ながらできませんでした。

以来、沈黙も上質な会話の一種と言い聞かせるようにしました。

沈黙は無意味ではなく”受け取る”という意味がある行為だからです。

相手の沈黙にあわせていく時、相手の呼吸を観察して、呼吸をあわせていくと自然と会話のペースがあっていき、呼吸があうと沈黙も怖くなくなっていきます。

無理のないリラックスした会話を楽しめるようになります。沈黙は悪いもんじゃありません。

沈黙に慣れるくらい、しゃべりすぎな自分を黙らせようとおもってます。


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