弾き唄い〜紆余曲折

 邦楽のお稽古をはじめて21年になりました。
山田流箏曲(箏・三絃)に始まり、現在は端唄俗曲、民謡、小唄などをお稽古しています。

ずっと弾き唄いの曲を習ってきたのですが、大きな声を出すことができず悩み、紆余曲折を経て今に至ります。
声が会場に届くように歌えるようになるまで、20年かかりました。

先日今の師匠から「加恵さんは唄についてどういうことに気をつけてお稽古してきたのでしょうか?」と訊ねられました。
一言で説明するのは難しいなと思ったのですが、この私の紆余曲折もどなたかの参考になるかもしれないと思いました。

試行錯誤の20年なので、決して最短の道ではないです。それでもわたしの辿った道が、何かのヒントになればうれしいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?